ロンドン発デジタル製品ブランド「ナッシング(Nothing)」から初のワイヤレスイヤホン「ear(1)」が、量販店などで発売予定。
「ear(1)」は、内部の構造が見える“スケルトン”仕様のワイヤレスイヤホンだ。手掛けるのは、2020年にロンドンで設立されたデジタル製品ブランド「ナッシング」。
日本での発売に先んじて、海外のオンラインプラットフォームにてオークション形式で100個限定で発売された際には、平均販売価格は日本円で約35,000円、最高金額は約110,000円で販売。グローバル公式サイトの正式発売では即完売となるなど、世界的に注目を集めている。
注目したいのは、人気シンセサイザーを手掛けたスウェーデン電子楽器メーカー「ティーンネイジ・エンジニアリング(Teenage Engineering)」が担当した美しい製品デザイン。無駄なパーツや色を省きつつマイクや磁石・回路基板など製造の細部を可視化できる“スケルトン”仕様にすることで、洗練された美しいビジュアルに仕上がっている。
イヤホン片耳の重さは、わずか4.7g。また、人間工学に基づき形成された3つの液体シリコンチップによって、身に着けていることを忘れるぐらい快適な装着感を体感できる。
サウンドは、正確なチューニングにより、低音・中音・高音ともに高性能なパフォーマンスを実現。また3つの高性能マイクを使用した最先端のノイズキャンセリング機能も備えており、ノイズの多い環境では外部の音を遮断。通話時には、風などの背景雑音を低減しつつ、大音量でクリアな通話が可能となる。
ワイヤレスイヤホンにとって大事なポイントであるバッテリー面は、イヤホン単体で最大連続5.7時間、充電ケースの併用で最大34時間の再生が可能。ケースを10分間充電すると、最大8時間使用できる。さらに、IPX4等級まで耐汗・耐水性を向上させており、ランニングや急な雨などでも安心して着用できるのも「ear(1)」の魅力だ。
【詳細】
「ear(1)」
販売店舗:ナッシング公式サイト
※2021年8月27日(金)より日本での展開を開始予定。
※店舗、量販店などでも取り扱い予定(時期は未定)
価格:12,650円