ドキュメンタリー映画『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』が、2022年1月28日(金)より全国順次ロードショー。
映画『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』は、1970年代から2000年代にかけて、ブリティッシュ・ロックの名曲たちを次々と生みだした、イギリス・ウェールズにある伝説の音楽スタジオ「ロックフィールド」の歴史を辿るドキュメンタリー。農場を史上最も成功した音楽スタジオに変えた兄弟の物語、そして英国のロック史を紐解く。
<映画『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』あらすじ>
今から50年以上前。ウェールズの片田舎で音楽好きの兄弟キングズリーとチャールズが家業の酪農場を引き継ぐ。当時エルヴィス・プレスリーに夢中だったふたりは、農場の仕事の傍ら、屋根裏に録音機材を持ち込み、大胆にもレコーディングスタジオを作ってしまう。当初は友人らと使用する目的だったが、空き部屋を宿泊施設に改修したことで、兄弟は無意識に“世界初”の宿泊可能な滞在型音楽スタジオ、ロックフィールドを設立。図らずもまたたく間に情報が広がり、バンドマンが録音したい場所として国際的な注目を集め出し……。
「ロックフィールド」で生まれた名曲といえば、オアシスの「ワンダーウォール」や、コールドプレイの「イエロー」など。クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」をレコーディングしたのも「ロックフィールド」であり、映画『ボヘミアン・ラプソディ』でもその様子が描かれた。
1997年の最盛期にはイギリス国内ベスト10のうち7つのアルバムがロックフィールドで録音されたという逸話もあるほどだ。
<ロックフィールドを利用していた人気ミュージシャンたち>
ブラック・サバス、クイーン、エコー&ザ・バニー・メン、イギー・ポップ、デヴィッド・ボウイ、ジューダス・プリースト、ロバート・プラント、シンプル・マインズ、モーターヘッド、ダムド、アズテック・カメラ、ピクシーズ、ブー・ラドリーズ、ザ・シャーラタンズ、コールドプレイ、マニック・ストリート・プリーチャーズ、ストーン・ローゼズ、ティーンエイジ・ファンクラブ、ザ・キュアー、XTC、バッドリー・ドローン・ボーイ、スエード、カサビアン、ニュー・オーダー、オーシャン・カラー・シーン、ポール・ウェラー、ジョー・ストラマー、アイドルズ、オアシス
そんな人気ロックスターたちが多数登場するのも、映画『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』の見どころの1つ。オジー・オズボーン、ロバート・プラント、リアム・ギャラガー、クリス・マーティンといったミュージシャンたちが、ここでどのように過ごしたか?それがどのような経験となったか?自らのロックフィールドでの逸話や名曲誕生秘話を、楽曲とともに振り返る。
【詳細】
ドキュメンタリー映画『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』
公開日:2022年1月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
監督:ハンナ・ベリーマン
撮影:パトリック・スミス
編集:ルパート・ハウスマン
音楽:アレクサンダー・パーソンズ
出演:キングズリー・ウォード、チャールズ・ウォード、オジー・オズボーン、ロバート・プラント、リアム・ギャラガー、クリス・マーティン、ティム・バージェス、ジム・カー
2020年/イギリス/ドキュメンタリー/96分/シネスコ/2.0ch/原題:Rockfield:The Studio on the Farm /日本語字幕:大塚美左恵