舞台『ロビー・ヒーロー』は、2017年アカデミー賞脚本賞を受賞した映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケネス・ロナーガンが手掛けた作品。自分のやりたいことを見い出せずロビーの警備員として働く若者が、思わず口を滑らせてしまったことから起きるトラブルとその顛末が描かれている。日本初演となる今回は、中村蒼が主演を務める。
■舞台『ロビー・ヒーロー』
上演期間:
<本公演>2022年5月6日(金)~22日(日)
<プレビュー公演>5月1日(日)・2日(月)
会場:新国立劇場 小劇場
チケット発売日:2022年4月10日(日)
舞台『奇跡の人』は、「見えない、聞こえない、喋れない」三重苦を抱えた少女ヘレン・ケラーと、家庭教師アニー・サリヴァンを題材にした物語。今回の公演では、2019年の公演に引き続き、アニー・サリヴァン役を高畑充希が、演出を森新太郎が担当する。ヘレン・ケラー役は、若手ながら映画やドラマ、バラエティに数多く出演している平祐奈を起用した。
■舞台『奇跡の人』
<東京公演>
上演期間:2022年5月18日(水)~6月5日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
<大阪公演>
上演時期:2022年6月
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
『お勢、断行』は、江戸川乱歩の作品に登場する稀代の悪女・お勢をモチーフに、善悪せめぎあう謀略の物語を描く作品。数々の舞台作品でその卓越した構成力を印象付けてきた劇作家・倉持裕が2017年の『お勢登場』に続き作・演出を担当し、極彩色に広がる妖しげな乱歩ワールドを踏襲しつつもまったく新しいストーリーへと昇華させた。主人公・お勢は倉科カナが、物語の中心となる謀略の被害者・資産家の娘は福本莉子が演じる。
<東京公演>
上映日程:2022年5月11日(水)~5月24日(火)
会場:世田谷パブリックシアター
※その後、兵庫、愛知、長野、福岡、島根にてツアー公演を実施
舞台『ようこそ、ミナト先生』は、嵐の活動休止以来、ドラマ『和田家の男たち』での主演や、様々なバラエティ番組のMCなどテレビを中心に活躍している相葉雅紀が“12年ぶり”に舞台出演を果たす作品。非常勤教師として働く主人公・湊孝成役を演じ、町や人生の“再生”をテーマにした心温まる物語を届ける。
チケット発売日:2022年5月15日(日)10:00~
■東京公演
上演期間:2022年6月4日(土)~19日(日)
会場:新国立劇場 中劇場
■大阪公演
上演期間:2022年6月29日(水)~7月3日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール
『パンドラの鐘』は、蜷川幸雄の指名で野田秀樹が手掛けた戯曲。初演以来23年ぶりに上演される今回は、演出を若手演出家・杉原邦生が担当。葬式屋のミズヲ役は、今作が初の舞台出演にして初主演となる成田凌、古代の女王・ヒメ女役は葵わかなが演じる。
■東京公演
公演期間:2022年6月6日(月)~28日(火) 全25回公演
会場:Bunkamuraシアターコクーン
チケット発売日:2022年4月17日(日)10:00~
■大阪公演
公演期間:2022年7月2日(土)~5日(火) 全5回公演
会場:森ノ宮ピロティホール
チケット発売日:2022年5月22日(日)10:00~
舞台『てなもんや三文オペラ』の原作となるのは、1928年に劇作家のベルトルト・ブレヒトにより上演された『三文オペラ』。差別や貧困、資本主義社会を痛烈に風刺したこの名作音楽劇は、これまでも様々な演出家・キャストによって上演されてきた。今回は、原作の舞台である〈ロンドンの貧民街〉を〈1950年代の大阪〉に置き換えるという、鄭義信の大胆な翻案・新演出によって上演。主演は生田斗真が務める。
■東京公演
上演期間:2022年6月8日(水)~30日(木)
会場:パルコ劇場
※その後、福岡、大阪、新潟、長野公演を実施
舞台『M.バタフライ』は、劇作家のデイヴィット・ヘンリー・ファンが実際に起こった事件をヒントに、オペラ『蝶々夫人』の要素を取り入れながら創り上げた戯曲。作品の中では、在中フランス人外交官が、京劇のスター女優として生きる中国の男性スパイと恋に堕ちていく様子とその愛の結末が描かれている。1990年以来、32年ぶりに日本で上演される今回は、内野聖陽や岡本圭人をはじめ、実力派俳優がキャストに名を連ねる。
一般チケット発売:2022年5月21日(土)~
■東京公演
上演期間:2022年6月24日(金)~7月10日(日)
会場:新国立劇場 小劇場
■大阪公演
上演期間:2022年7月13日(水)~7月15日(金)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
※他、福岡、愛知公演あり。
舞台『ザ・ウェルキン』は、『チャイメリカ』でローレンス・オリヴィエ賞最優秀作品賞を受賞した英国の若手劇作家、ルーシー・カークウッドの新作として2020年1月下旬に英国ナショナルシアターで上演されたもの。日本初演となる今回は、殺人罪に問われる少女・サリー役には大原櫻子を、そんなサリーに公正な扱いを受けさせようと奮闘する助産婦・エリザベス役には吉田羊を起用した。
チケット一般前売開始日:2022年5月29日(日)10:00~予定
■東京公演
上演日程: 2022年7月7日(木)~31日(日)
会場:Bunkamura シアターコクーン
■大阪公演
上演日程:8月3日(水)~7日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
舞台『2020』は、高橋一生が芥川賞作家・上田岳弘に書下ろしを提案したことで実現した作品。2020年を起点に〈人類の誕生〉から〈世界の終わり〉までを、“クロマニヨン人”や“赤ちゃん工場の工場主”“最高製品を売る男”“最後の人間”に扮する高橋一生の一人芝居で描き出す。
■舞台『2020』
<東京公演>
公演日程:2022年7月7日(木)~31日(日)
会場:パルコ劇場
※他、福岡、京都、大阪公演を実施
イギリスの作家J.K.ローリングによる『ハリー・ポッター』シリーズは、今もなお世界中の人々から愛されるベストセラー小説。その舞台版となる『ハリー・ポッターと呪いの子』は、最終巻である『ハリー・ポッターと死の秘宝』の19年後を描いたもので、考案はJ.K.ローリング、ジャック・ソーン、ジョン・ティファニーの3人が、戯曲はジャック・ソーンが担当した。アジア初、世界で7番目の上演となる東京公演では、父親になったハリー・ポッター役に回替わりで演じるトリプルキャスト制で、藤原竜也、石丸幹二、向井理の3人を起用した。
■舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
公演開始日:2022年7月8日(金)~ロングラン上演
会場:TBS赤坂ACTシアター
舞台『鎌塚氏、羽を伸ばす』は、倉持裕が作・演出を手掛け、2011年から定期的に上演している「鎌塚氏シリーズ」の第6弾。主演・三宅弘城扮する“完璧なる執事”鎌塚アカシの活躍を描いた人気シリーズの最新作だ。今回は『鎌塚氏、腹におさめる』に出演した二階堂ふみが推理好きの令嬢・綿小路チタルとして再び登場。断崖絶壁や長い鉄橋など、なぜか危険な場所ばかり走る豪華列車で鎌塚アカシとともに“難事件”に挑戦する。
■東京公演
日時:2022年7月16日(土)~8月7日(日)
会場:本多劇場
※その後、富山、愛知、島根、岩手、新潟、大阪公演を実施
舞台『スルメが丘は花の匂い』は、シンデレラや浦島太郎など童話の登場人物が生まれる不思議な世界を舞台にしたファンタジー・コメディ。劇中には、吉岡里帆扮する童話の世界に迷い込んだ会社員や、「スルメ姫」という物語の主人公として生きることを運命づけられた少女・クロエたちが登場する。
■舞台『スルメが丘は花の匂い』
<東京公演>
上演期間:2022年7月22日(金)~31日(日)
会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
※他、大阪、福岡、広島、高知、愛知、福島公演を実施
2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている芥見下々による人気漫画『呪術廻戦』の舞台化が決定。主人公・虎杖悠二役は佐藤流司が演じ、演出には小林顕作を、脚本には喜安浩平を起用した。
■舞台『呪術廻戦』
<東京公演>
上演期間:2022年7月15日(金)~7月31日(日)
会場:天王洲 銀河劇場
<大阪公演>
上演期間:2022年8月4日(木)~8月14日(日)
会場:メルパルクホール大阪
©芥見下々/集英社
©芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会
イギリスが誇る世界的ロックバンド「クイーン」と日本の演劇界を牽引する野田秀樹のコラボレーションにより誕生した舞台『Q』:A Night At The Kabuki。<アルバム『オペラ座の夜』が持つ演劇性を野田秀樹の手によって本当の“演劇”として広げられないか>というクイーン側のスタッフから持ち込まれたオファーが、かねてから野田の頭にあったシェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』の“その後の物語”を描くというアイディアに結び付き生まれた感動作だ。松たか子・上川隆也・広瀬すず・志尊淳ら初演時のメンバーが再集結し、再び物語を届ける。
■NODA・MAP第25回公演『Q』:A Night At The Kabuki
<東京公演>
期間:2022年7月29日(金)~9月11日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
チケット一般発売日:2022年7月3日(日)
<大阪公演>
期間:2022年10月7日(金)~10月16日(日)
会場:新歌舞伎座
チケット一般発売日:2022年9月10日(土)
二人芝居『毛皮のヴィーナス』は、1組の男女がショービジネスの世界で対峙する様子を描いた作品。上演を予定している作品に出演するため、オーディションを受けに来た女優・ヴァンダを高岡早紀が、ヴァンダに翻弄されながらも惹かれていく演出家・トーマスを溝端淳平が演じる。
■二人芝居『毛皮のヴィーナス』
日程:2022年8・9月
会場:シアタートラム
舞台『世界は笑う』は、劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチが2017年『陥没』以来5年ぶりにBunkamuraシアターコクーンで上演する新作。舞台となるのは、昭和30年代初頭の東京・新宿だ。出演には、瀬戸康史や松雪泰子に加え、初出演となる千葉雄大、勝地涼、伊藤沙莉、ラサール石井、銀粉蝶らがキャストに名を連ねる。
■舞台『世界は笑う』
<東京公演>
公演期間:2022年8月11日(木・祝)~8月28日(日)
※8月7日(日)18:30~11日(木・祝)13:00の5公演は中止となった。
会場:Bunkamuraシアターコクーン
<京都公演>
公演期間:2022年9月3日(土)~9月6日(火)
会場:京都劇場