2022年に上演が予定されている舞台から＜おすすめの演劇＞を特集。人気キャストが集結する話題作から再演を重ねている有名作品まで、東京・大阪・名古屋・京都など全国各地の劇場で上演される注目舞台をまとめてみた。

本特集では、一般チケットの発売日や公演スケジュールの情報と共に“上演開始日順”で紹介。「詳細はこちら」をクリックすると、物語のあらすじや各劇場の場所も確認できるので、気になる人は一緒にチェックしてみて。

※随時更新

＜2022年9月上演開始＞おすすめ舞台・演劇

舞台『野鴨』主演：Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔

ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンが1884年に発表した名作戯曲『野鴨-Vildanden-』。“正義”の奥の理想を追求する主人公にフォーカスしつつ、自己欺瞞によって自らを守ろうとする人間の弱さや、独りよがりの正義を振りかざす愚かしさを描いた作品だ。“正義病”の主人公・グレーゲルスはKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が演じるほか、忍成修吾、前田亜季、八幡みゆき、大鷹明良、浅野和之ら演技派俳優陣がキャストに名を連ねる。

■舞台『野鴨-Vildanden-』
＜東京公演＞
公演期間：2022年9月3日(土)～18日(日)
会場：世田谷パブリックシアター
＜兵庫公演＞
公演期間：2022年9月21日(水)～25日(日)
会場：兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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舞台『夏の夜の夢』中村芝翫・南果歩・髙地優吾・生駒里奈・宇梶剛士

舞台『夏の夜の夢』は、16世紀末にシェイクスピアによって生み出された傑作喜劇。物語には“森”という非日常の空間を舞台に、精霊界の王と女王の喧嘩や、4人の若き恋人たちによる恋の駆け引きが描かれている。今回の公演では、原作の役名や台詞はそのままに、世界観を日本に移した新演出にて上演。キャストには、歌舞伎俳優・中村芝翫をはじめ、南果歩、SixTONESの髙地優吾、生駒里奈、元木聖也、堺小春、宇梶剛士ら魅力溢れる実力派俳優陣が名を連ねる。

■舞台『夏の夜の夢』
日程：2022年9月6日(火)～28日(水)
会場：日生劇場
チケット前売り開始日：2022年7月24日(日)10:00～

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舞台『ヘンリー八世』阿部寛主演×吉田鋼太郎演出

シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指し、1998年にスタートした彩の国シェイクスピア・シリーズ。その第35弾として上演された『ヘンリー八世』が再演されることに。メインキャストは当時からの続投となり、タイトルロールのヘンリー八世役は阿部寛が担当。さらに、吉田鋼太郎、金子大地、宮本裕子、山谷花純、谷田歩、河内大和らが出演する。

＜埼玉公演＞
上演期間：2022年9月16日(金)～9月25日(日)
会場：彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
チケット発売日(一般)：2022年7月9日(土)
※愛知、大阪、北九州、宮城公演あり

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舞台『パラダイス』主演：関ジャニ∞丸山隆平

舞台『パラダイス』は、詐欺グループの男たちの栄枯盛衰を描いた、赤堀雅秋によるオリジナルストーリー。一見豊かで平和ぼけしているかのような街・東京 新宿を舞台に、“社会の底辺”で蠢く男たちが、破滅を予期しながらも刹那的な幸福を求めて走り続ける様を、俯瞰的な視点から描写する。主演には、アイドル活動に留まらず、ドラマ・映画・舞台と多岐に渡って活動する関ジャニ∞の丸山隆平を迎える。

■舞台『パラダイス』
＜大阪公演＞
公演期間：2022年9月25日(日)～10月3日(月)
会場：森ノ宮ピロティホール
＜東京公演＞
公演期間：10月7日(金)～11月3日(木)
会場：Bunkamuraシアターコクーン

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舞台『閃光ばなし』出演：関ジャニ∞安田章大・黒木華

『閃光ばなし』は、福原充則によるオリジナル舞台。主演に安田章大、ヒロインに黒木華を迎え、“不条理の中の正義”を模索し、権力に立ち向かう兄妹の姿を描き出す。

■舞台『閃光ばなし』
＜京都公演＞
公演期間：2022年9月26日(月)～10月2日(日)
会場：ロームシアター京都

＜東京公演＞
公演期間：10月8日(土)～10月30日(日)
会場：東京建物ブリリアホール

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＜2022年10月上演開始＞おすすめ舞台・演劇

舞台『アルキメデスの大戦』主演：鈴木拡樹

舞台『アルキメデスの大戦』の原作となるのは、『ドラゴン桜』や『インベスターZ』などで知られる漫画家・三田紀房の同名漫画。2019年夏には、主演に菅田将暉を迎え、映画監督・山崎貴によって実写映画化された。今回は、主演に鈴木拡樹を迎え、映画『アルキメデスの大戦』を舞台原案として上演する。

■舞台『アルキメデスの大戦』
＜東京公演＞
上演期間：2022年10月1日(土)～10月17日(月)
会場：シアタークリエ
※全国ツアー公演あり。詳細は後日発表予定。

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舞台『クランク・イン！』出演：眞島秀和・吉高由里子ほか

舞台『クランク・イン！』は、人間の内部で無意識に動く感情を生々しく表現することに定評のある劇作家・演出家の岩松了の新作。今回は、映画の製作現場を舞台にした悲喜劇を届ける。眞島秀和・吉高由里子・秋山菜津子など豪華なキャストの出演も見どころの一つだ。

■舞台『クランク・イン！』
公演日程：2022年10月7日(金)～30日(日)
会場：本多劇場
※他、静岡、大阪、愛知公演あり

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舞台『ア・ナンバー』出演：戸次重幸・益岡徹

現代イギリスにおける著名な劇作家・キャリル・チャーチルが手掛け、2002年にロンドン・ロイヤルコート・シアターで初演された舞台『ア・ナンバー』。人間のクローンを作る技術が発達しながらも、法的にはグレーゾーンにあたる近未来を舞台に、クローンの息子とその真実を握る父を描いた作品だ。今回は息子役を戸次重幸、父親役を益岡徹が演じる。

■舞台『ア・ナンバー』
＜東京公演＞
上演期間：2022年10月7日(金)～10月16日(日) ※全16ステージ(予定)
会場：紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
※その後、名古屋、仙台、札幌、兵庫公演を実施。

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＜2022年11月上演開始＞おすすめ舞台・演劇

舞台『歌妖曲～中川大志之丞変化～』主演：中川大志

明治座、東宝、ヴィレッヂから同じ年齢の男性プロデューサー3名が集まり立ち上げた企画“三銃士企画”第2弾公演として、舞台『歌妖曲～中川大志之丞変化～』が上演される。今回は主演に中川大志を迎え、ダーク・ヒーローを描いたシェイクスピアの人気作『リチャード三世』に昭和の歌謡界を掛け合わせた、音楽あり、笑いあり、涙ありの“昭和歌謡版リチャード三世”を届ける。

■舞台『歌妖曲～中川大志之丞変化～』
＜東京公演＞
上演期間：2022年11月6日(日)～30日(水)全31公演
会場：明治座
＜福岡公演＞
上演期間：2022年12月8日(木)～12日(月)全7回公演
会場：キャナルシティ劇場
＜大阪公演＞
上演期間：2022年12月17日(土)～25日(日)全10回公演
会場：新歌舞伎座

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シス・カンパニー公演『ショウ・マスト・ゴー・オン』

舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』は、三谷幸喜が自身が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」で1991年に初演した作品。“一度幕を上げたらその幕は下ろしてはならない！”というタイトルに相応しい、ステージ上を舞台にしたノンストップ・コメディの傑作だ。今回の公演には、鈴木京香、尾上松也、ウエンツ瑛士、シルビア・グラブ、浅野和之らが出演する。

■舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』
＜福岡公演＞
上演期間：2022年11月7日(月)～11月13日(日)
会場：キャナルシティ劇場
＜京都公演＞
上演期間：2022年11月17(木)～11月20日(日)
会場：京都劇場
＜東京公演＞
上演期間：2022年11月25日(金)～12月27日(火)
会場：世田谷パブリックシアター

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舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE～お寺座の怪人～』

2016年10月にスタートし、過去に放映されたシリーズ全てが深夜帯としては異例の高視聴率をマークした松岡昌宏主演のドラマ「家政夫のミタゾノ」が舞台作品『家政夫のミタゾノ THE STAGE～お寺座の怪人～』としてステージに登場。“超絶迷惑”な家政夫・ミタゾノが、テレビを飛び出して“生のミタゾノワールド”を展開する。

■舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE～お寺座の怪人～』
＜東京公演＞
上演期間：2022年11月17日(木)～27日(日)全15回公演
会場：EXシアター六本木
チケット発売日：2022年8月27日(土)10:00～
＜大阪公演＞
上演期間：2022年12月3日(土)・4日(日)全3回公演
会場：森ノ宮ピロティホール
チケット発売日：2022年10月15日(土)10:00～

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舞台『ツダマンの世界』出演：阿部サダヲ・間宮祥太朗・吉田羊 ほか

松尾スズキが書き下ろす新作『ツダマンの世界』は、日本の昭和初期から戦後を舞台にした小説家たちの濃密な愛憎劇。阿部サダヲ・間宮祥太朗・吉田羊・江口のりこなどが出演する。

■舞台『ツダマンの世界』
＜東京公演＞
上演期間：2022年11月23日(水・祝)～12月18日(日)
会場：Bunkamuraシアターコクーン
チケット一般発売日：10月1日(土)10:00～
＜京都公演＞
上演時期：2022年12月下旬予定
会場：京都ロームシアターメインホール

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舞台『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』主演：佐々木蔵之介

舞台『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』で描かれるのは、ドケチで欲深い、誰も幸せにしない…、“とにかくダメなおやじ”アルパゴンの物語。端正な佇まいとエネルギー溢れる演技で観客を魅了してきた実力派俳優・佐々木蔵之介が主演を務め、過剰なまでの吝嗇ぶりと強欲さを“笑劇的”な滑稽さで描く。

■舞台『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』
＜東京公演＞
期間：2022年11月23日(水)～12月11日(日)
場所：東京芸術劇場 プレイハウス
※その後、宮城・大阪・高知公演を実施

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＜2022年12月上演開始＞おすすめ舞台・演劇

舞台『ジョン王』主演：小栗旬主、演出：吉田鋼太郎

芸術監督・蜷川幸雄のもとでシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指し、1998年のスタート以来、話題作を発表し続けてきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。そのラスト公演として舞台『ジョン王』が上演される。主演は小栗旬、演出は吉田鋼太郎。

■舞台『ジョン王』
＜東京公演＞
期間：2022年12月26日(月)～2023年1月22日(日)
会場：Bunkamuraシアターコクーン
チケット一般発売：9月28日(水)11:00～
※その後、愛知、埼玉、大阪公演を実施。

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＜2022年1月上演開始＞おすすめ舞台・演劇

舞台『マーキュリー・ファー』主演：吉沢亮・北村匠海

舞台『マーキュリー・ファー Mercury Fur』は、過激な表現や挑発的なセリフによって、極限状態に置かれた人間の残酷さを描いたフィリップ・リドリーの作品。日本では2015年に白井晃の演出によってシアタートラムで初演された。今回は、過酷な状況下で生きる兄弟、エリオットとダレンを吉沢亮と北村匠海がそれぞれ演じる。

■舞台『マーキュリー・ファー Mercury Fur』
＜東京公演＞
上演日程：2022年1月28日(金)～2月16日(水)
会場：世田谷パブリックシアター
チケット一般発売：2021年11月28日(日)
※その他、長野(松本)、新潟、兵庫(西宮)、兵庫(神戸)、愛知、福岡でツアー公演を実施。

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