舞台『夏の夜の夢』が、2022年9月6日(火)から28日(水)まで東京・日生劇場で上演される。中村芝翫、南果歩、SixTONESの髙地優吾、生駒里奈らが出演する。チケットの前売りは、7月24日(日)からスタート。
『夏の夜の夢』は、16世紀末にシェイクスピアによって生み出された喜劇。海外はもちろん、日本国内でも何度も上演されてきた傑作だ。物語には“森”という非日常の空間を舞台に、精霊界の王と女王の喧嘩や、4人の若き恋人たちによる恋の駆け引きが描かれている。今回の公演では、原作の役名や台詞はそのままに、世界観を日本に移した新演出にて上演する。
■オーベロン(中村芝翫)
妖精の王。女王がお気に入りの小姓を巡って喧嘩をする。機嫌を損ねた末、妖精に“目覚めて最初に目にしたものに恋をしてしまう「恋の三色すみれ」の花の汁を取りに行かせることに…。
■ティターニア(南果歩)
妖精の女王。喧嘩中の夫・オーベロンに「恋の三色すみれ」の花の汁を塗られてしまい、最初に目にした職人のニック・ボトムに一目惚れする。
■ライサンダー(髙地優吾)
若き娘・ハーミアと交際中の青年。彼女と駆け落ちするために向かった森では、妖精・パックに魔法の花の汁を塗られてしまい、他の女性に愛を誓うことになる。
■ハーミア(生駒里奈)
青年・ライサンダーの恋人。父親からは、別の男と結婚することを求められている。ある日、“父の命に従わないのであれば、死刑か生涯修道院で過ごすようになる”と侯爵テーセウスから言い渡され、ライサンダーと駆け落ちすることに。
■ディミートリアス(元木聖也)
ハーミアに思いを寄せる青年。森では、花の汁を塗られ、好意を寄せられているヘレナに恋をする。
■ヘレナ(堺小春)
ディミートリアスに片思いする娘。花の汁を塗られたライサンダーとディミートリアスから好意を寄せられ、大混乱に…。
■ニック(宇梶剛士)
ティターニアが一目惚れする職人。
出演者には、映画・ドラマでも活躍している歌舞伎俳優・中村芝翫をはじめ、南果歩、SixTONESの髙地優吾、生駒里奈、元木聖也、堺小春、宇梶剛士ら魅力溢れる実力派俳優陣が勢揃いする。
また、演出には蜷川幸雄の助手を長年勤めた井上尊晶を起用。さらに翻訳は日本を代表するシェイクスピア研究家・河合祥一郎、音楽は数々の名曲を手掛けてきた松任谷正隆が担当する。
作:W.シェイクスピア
訳:河合祥一郎
演出:井上尊晶
音楽:松任谷正隆
出演:中村芝翫、南果歩、髙地優吾、生駒里奈、元木聖也、堺小春、中村松江、加藤岳、野林万稔、林佑樹、プリティ太田、鳥山昌克、大堀こういち、原康義、宇梶剛士
※加藤岳、野林万稔はWキャスト
■公演情報
日程:2022年9月6日(火)~28日(水)
会場:日生劇場
住所:東京都千代田区有楽町1-1-1
チケット前売り開始日:2022年7月24日(日)10:00~
チケット料金:S席 13,000円、A席 7,000円※全席指定
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