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「ヨーロピアン・モード」展が文化学園服飾博物館で、刺繍や織物など多彩な“花”模様のドレスを特集

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東京・新宿の文化学園服飾博物館は、「ヨーロピアン・モード 特集:花 ~Flowers~」展を2022年3月11日(金)から5月18日(水)まで開催する。

約250年のヨーロピアン・モードの変遷を辿る

ローブ・ア・ラ・フランセーズ 1770-75年頃
ローブ・ア・ラ・フランセーズ 1770-75年頃

「ヨーロピアン・モード」展は、宮廷が流行を生み出した18世紀から、産業の発達や社会の成熟を経て、若者・大衆が流行の担い手となった20世紀末に至るまで、ヨーロッパを発信源とする約250年のモードの変遷を紹介する展覧会。

ドレス 1954年秋冬 クリスチャン・ディオール
ドレス 1954年秋冬 クリスチャン・ディオール

スカートの形や丈、袖の大きさなど、時代ごとの流行に合わせて変化が見られるヨーロッパのドレス。政治、経済など、社会的な要因と密接に関連した流行の変遷を、当時の社会背景とともに辿っていく。

「花」模様のドレスにフォーカス

デイ・ドレス 1835年頃
デイ・ドレス 1835年頃

会場内第2室で展示される特集では、ヨーロッパのドレスの中でも「花」模様にフォーカス。種類や色、配置によっても様々な表情を見せる花模様はいつの時代でも好まれ、多彩なドレスに用いられてきた。織物、刺繍、捺染など、その表現方法も様々だ。

ドレス 1960年代後半~70年代前半 エミリオ・プッチ
ドレス 1960年代後半~70年代前半 エミリオ・プッチ

第2室では、18世紀から20世紀までの花模様のドレスを中心に展示。小花模様を全面に散りばめた19世紀前半のデイドレスやヴィヴィッドな配色の花模様をあしらったエミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)のドレスなど、各時代によって異なる様々な“花”の表現を一度に楽しむことができる。

【詳細】
「ヨーロピアン・モード 特集:花 ~Flowers~」展
会期:2022年3月11日(金)~5月18日(水)
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1F
開館時間:10:00~16:30 ※4月22日(金)、5月13日(金)は19:00まで開館、入館は閉館の30分前まで
休館日:日曜、祝日
入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円
※障がい者とその付添者1名は無料。
※混雑時には入館待ちとなる場合あり。
※状況により予定が変更される場合あり。最新情報はホームページで確認。

【問い合わせ先】
文化学園服飾博物館
TEL:03-3299-2387

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