144人のクリエイターと豊橋の職人がつくる『百年前掛け』展が、2022年1月22日(土)まで東京・銀座のクリエイションギャラリーG8、ガーディアン・ガーデンにて開催される。入場は無料。展示する前掛けは、オンラインショップ「ポンパレモール」にて1月31日(月)まで予約注文販売される。
『百年前掛け』展は、古くから日本の伝統的な“仕事着”として愛されてきた前掛けにフォーカスを当てた展覧会だ。腰の位置で締めるミニマムな使用方法でありながら、重い荷物を運ぶときのサポートをしたり、腰を支えたり…とさまざまなシーンで活躍してくれる前掛けは、酒蔵や米屋、味噌屋、醤油屋など、さまざまな業種で起用され、日本の文化を支えてきた。
その起源は諸説あり、室町時代まで遡るともされる。特に1950〜70年代は、前掛けの需要が高く、産地である愛知県豊橋市では、1日に1万枚が出荷された時期もあったそうだ。
「144人のクリエイターと豊橋の職人がつくる『百年前掛け』展」では、前掛けの産地・豊橋市の職人と、国内外の著名なクリエイターが手を取り合って完成させた、前掛けの魅力について迫る展覧会だ。社名や店の屋号、商品名の入った“作業着”としての前掛けとは一線を画す、デザイン性溢れる前掛けが一堂に集結する。
参加するアーティストは、宇野亞喜良、岡崎智弘、永井一正、山口はるみ、ひびのこづえなど、グラフィックデザイナー、イラストレーターなどを含む全144名。
会場となるクリエイションギャラリーG8、ガーディアン・ガーデン、それぞれで展示する作品も異なるので、ぜひ“はしごして”楽しんで欲しい。
展示される前掛けは、約100年前に製造された歴史あるTOYOTA製シャトル織機で織られたもの。厚くてしなやかな生地は、今手にしてもうっとりするような魅力が詰まっており、"100年経っても使える"最高級の仕上がりだ。
これらの前掛けは、アート作品として鑑賞するだけでなく、ショッピングできる。オンラインショップ「ポンパレモール」で予約注文すると、自分好みの前掛けをゲットできるのでチェックして欲しい。
「Creation Project 2021 144人のクリエイターと豊橋の職人がつくる『百年前掛
け』」
開催期間:2021年12月9日(木)〜2022年1月22日(土)11:00~19:00
※日曜・祝日は休館。会期を変更・延期する場合あり。
入場料:無料
会場:
・クリエイションギャラリーG8
住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
TEL:03-6835-2260
・ガーディアン・ガーデン
住所:東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F
TEL:03-5568-8818
詳細URL:http://rcc.recruit.co.jp/creationproject/2021/
<参加アーティスト例>
・クリエイションギャラリーG8
宇野亞喜良、岡崎智弘、永井一正、中山尚子、ひびのこづえ、山口はるみ、フィリップ・ワイズベッカー
・ガーディアン・ガーデン
一乗ひかる、関川航平、町田尚子、石川マサル ほか
<前掛けの予約注文販売に関して>
期間:~2022年1月31日(月)
販売先:オンラインショップ「ポンパレモール」
URL:https://store.ponparemall.com/rcc-gallery/
発送時期:2022年3月末※予定
※会場での在庫販売(即売)はなし。
※売り上げから製作費を除いた収益金は、セーブ・ザ・チルドレンに寄付。
■前掛け 6,500円(税込)
サイズ:ショート 幅約47×丈約52cm、ロング 幅約47×丈約67cm
※丈は腰ひも、フサ部分を含むサイズ。
素材: 1号前掛け生地(綿100%)
染色技法:染め抜き(染色してある色を抜いて絵柄を表現する染色方法)
※右手ポケット1箇所付き。紅白の腰ひも(長さ約260cm)
※ひとつひとつ手作りのため、仕上がりは個体差がある。