心理スリラー映画『不都合な理想の夫婦』が、2022年4月29日(金)より順次公開される。主演はジュード・ロウ。
映画『不都合な理想の夫婦』は、“理想の夫妻”の崩壊劇を描いた、美しくもダークな心理スリラー。サンダンス映画祭のプレミア上映で話題を巻き起こし、英国インディペンデント映画賞で6部門にノミネートを果たした。監督は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』でサンダンス映画祭の監督賞を受賞した経歴を持つショーン・ダーキン。英米の両国で暮らした体験から、自身で感じた文化的な差異をもとに脚本を手掛けた。
映画『不都合な理想の夫婦』では、主演のジュード・ロウとキャリー・クーンが夫婦役に。誰もが羨むような理想の夫妻が、虚飾と野望によって崩壊していく様を見事に演じ切った。
・主人公・ローリー...ジュード・ロウ
社会的成功を求め、ニューヨークからロンドンに移住した英国人。野望に燃え、夢を追いかける夫。主演を務めたのは、『ファンタスティック・ビースト』や『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで熱烈な人気を誇るジュード・ロウ。
・アリソン...キャリー・クーン
ルーニーの妻。ポスタービジュアルからは、夫に対して疑惑の眼差しを向けている様子が伺える。アリソン役は、「FARGO/ファーゴ 3」でエミー賞にノミネートされ、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』などにも出演するキャリー・クーン。
1986年。NYで貿易商を営む英国人のローリーは、米国人の妻アリソンと、息子と娘の四人で幸せに暮らしていた。満ち足りた生活を送っているように思えたが、大金を稼ぐ夢を追って、好景気に沸くロンドンへの移住を妻に提案する。かつての上司が経営する商社に舞い戻ったローリーは、その才能を周囲から評価され、復帰を歓迎される。プライベートではロンドン郊外に豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意。それはまるで、アメリカン・ドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。しかし、ある日、アリソンは馬小屋の工事が進んでいないことに気付く。業者に問い合わせると、支払いが滞っており、更には驚くべきことに新生活のために用意をしていた貯金が底を突いている事を知ってしまうのだった・・。
【詳細】
映画『不都合な理想の夫婦』
公開日:2022年4月29日(金)
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ジュード・ロウ、キャリー・クーン
2019年|イギリス|英語|107分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:The Nest|字幕翻訳:高山舞子 映倫:R15+