「ファンタスティック・ビースト」シリーズの3作目となる映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が、2022年4月8日(金)に公開される。
『ファンタスティック・ビースト』は、映画「ハリー・ポッター」のスピンオフ作品として人気を博すシリーズ。物語の主人公となるのは、エディ・レッドメイン演じる、無類の動物好きの“ちょっぴり風変り”な魔法動物学者ニュート・スキャマンダー。そんなニュートを取り囲む個性豊かなキャラクター達と共に、魔法界の騒動を描いたファンタジー作品だ。
2018年に公開された前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、闇の魔法使いによって魔法界に闇が広がっていた時代を背景に描いた。物語の黒幕となる魔法使いゲラート・グリンデルバルドをジョニー・デップ、後の『ハリー・ポッター』でホグワーツ魔法魔術学校の校長となるダンブルドアの“若かりし姿”をジュード・ロウが演じるなど、その豪華キャストの顔ぶれも話題を呼び、興行収入65.7億、観客動員473万人を突破し大ヒットを記録した。
第3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』では、グリンデルバルドが魔法界の支配権を握ろうとしていることを知ったダンブルドアが、ニュート率いる“デコボコ”チームを結成させ、危険な任務に就くことを託す。チームメンバーは、ニュートを筆頭に、その助手バンティ、兄のテセウス、名門魔法族の末裔であるユスフ、教師のユーラリー、そしてマグル(=非魔法族)のジェイコブだ。
新たな魔法動物の遭遇もありながら、増え続けるグリンデバルドの信奉者と衝突するニュートたち。そして遂にグリンデルバルドを相手に、 ダンブルドアが考案した“5つの魔法のトランク”で立ち向かう!!ダンブルドアの“秘密の作戦”とは一体?!
ホグワーツ城、魔法の箒に乗って行う魔法界の大人気スポーツであるクィディッチ、組分け儀式、美味しそうな食事が並ぶ大広間など、「ハリー・ポッター」シリーズでもおなじみのホグワーツの様々な風景が登場。さらに、ハリーたちがダンブルドア軍団の隠れ部屋として使った「必要の部屋」も登場しており、中にある巨大な移動キー(ポートキー)は、ダンブルドアが集めたニュートたち、“デコボコチーム”の作戦に使われるようだ。
また、ホグワーツにワクワクするのは俳優陣も同様のようで、ダンブルドアを演じるジュード・ロウをはじめ、ダン・フォグラーやカラム・ターナー、ユーラリー役のジェシカ・ウィリアムズも撮影当時の喜びを語っている。また、ニュート役のエディ・レッドメインが「趣のあるパブを見事に作り上げてくれた」と太鼓判を押すホグズミード村のパブ「ホッグズ・ヘッド」にも注目だ。
物語を大きく動かす、ダンブルドアの“秘密の作戦”に関わる『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。ホグワーツに存在する、本当に必要としているときにだけに現れる<必要の部屋>に足を踏み入れたニュート達の前には、5つのトランクが用意されている。ひとつはニュート愛用の本物のトランクと、残りはそれをモデルに巧妙に作られた“偽物”の4つのトランク…。この計5つのうちどれかひとつの中にいる“ある魔法動物”こそが作戦成功の鍵を握るという。
参加する本人たちでさえ先が読めない“秘密の作戦”の行方は、一体どうなるのだろうか?!ハラハラドキドキの展開の連続を予感させる。
デコボコチームとグリンデルバルド陣営の魔法バトルが繰り広げられているだけでなく、驚きのシーンも。ニュートの相棒ジェイコブと、グリンデルバルドの思想に傾倒していってしまった恋人のクイニーが対峙し、マグル(=非魔法族)であるはずのジェイコブは魔法を使用する。一体どうしてジェイコブは魔法を使うことができたのか?ダンブルドアからジェイコブに贈られた杖に秘密があるのだろうか?
1作目がニューヨーク、2作目がパリを舞台に描いてきたが、第3作目はドイツとブータンを中心に、ますますスケールアップする模様。なお脚本は、前作同様J.K. ローリングに加えスティーブクローブスも仲間入り。監督は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から『ファンタスティック・ビースト』シリーズまでを手掛けてきたデイビッド・イェーツが務める。
<ニュート>エディ・レッドメイン
物語の主人公で、シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者。魔法のトランクを持ち世界を飛び回っている。心優しいが魔法動物を傷つける者には毅然と立ち向かう。ホグワーツのハッフルパフ寮出身。
本作ではダンブルドアや魔法使いの仲間たち、そしてなんとマグル(非魔法族)と寄せ集めのデコボコチームを結成し、史上最悪の“黑い魔法使い”グリンデルバルドに立ち向かう。