2023年に上演予定の<おすすめ舞台>を特集。名作ミュージカルや人気漫画原作の演劇から歌舞伎・バレエまで注目作品を、公演時期・劇場・キャスト・スタッフ情報などとあわせて紹介する。人気舞台のチケットは即完売になることもあるので、観劇したい作品はいち早くチェックして。
ディズニーミュージカル『美女と野獣』が、東京ディズニーリゾート内にある「舞浜アンフィシアター」にてロングラン上演。今回は、ミュージカル『美女と野獣』の初演を手掛けたクリエイティブスタッフが中心となり、時代に合わせた再構築を施した“新演出版”が披露される。
■ディズニーミュージカル『美女と野獣』
開幕日:2022年10月23日(日)~ロングラン公演
場所:舞浜アンフィシアター
ディズニーが1989年に製作した劇場版長編アニメーションをミュージカル化した舞台『リトルマーメイド』が、劇団四季の創立70周年を記念して札幌にカムバック。前回の公演では千秋楽を迎えることができなかった『リトルマーメイド』札幌公演が、“特別アンコール公演”として実施される。
■ミュージカル『リトルマーメイド』
開催期間:2023年5月~11月
会場:東1丁目劇場施設
児童文学作品の名作「オズの魔法使い」を二人の魔女の視点から描いた『ウィキッド』は、劇団四季において再演リクエストが一番多く寄せられているという人気ミュージカル。今回は、劇団四季の創立70周年を記念して東京・JR東日本四季劇場[秋]にて上演される。
■ミュージカル『ウィキッド』
開幕時期:2023年10月
会場:JR東日本四季劇場[秋]
児童文学として世界的ベストセラーのロアルド・ダールの小説『チョコレート工場の秘密』を原作としたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の日本版初演が上演される。主人公の工場長ウィリー・ウォンカ役は、堂本光一がを演じる。
ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』
時期:2023年10月
会場:帝国劇場
※その後、福岡、大阪公演を実施。
落ちこぼれながら天才的なピアノの才能をもつ音大生・“のだめ”こと野田恵が主人公の、クラシック音楽ラブコメディ漫画『のだめカンタービレ』。“のだめ”こと野田恵役に上野樹里、千秋真一役に三浦宏規を迎え、初のミュージカル化を果たす。
■ミュージカル『のだめカンタービレ』
東京公演
期間:2023年10月3日(火)~10月29日(日)
会場:シアタークリエ
長野公演
期間:2023年11月3日(金・祝)~11月4日(土)
会場:サントミューゼ
1964年に公開された映画を原作としたミュージカル『シェルブールの雨傘』が、新たなキャストと演出によって約10年ぶりに上演される。主演は、SixTONESの京本大我。共演には、朝月希和をはじめ、井上小百合、渡部豪太、春野寿美礼が名を連ねる。
■ミュージカル『シェルブールの雨傘』
<東京公演>
公演日程:2023年11月4日(土)~11月26日(日)
会場:新橋演舞場
※その後、大阪松竹座、広島文化学園HBG ホールで上演。
『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人~』は、フランスの小説家モーリス・ルブランによる「アルセーヌ・ルパン」シリーズをベースにした新作ミュージカル。主演のアルセーヌ・ルパン役は、舞台・映像の世界で活躍する古川雄大が務める。
■ミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人~』
<東京公演>
期間:2023年11月9日(木)~28日(火)
会場:帝国劇場
一般前売開始:2023年9月16日(土)
※その後、名古屋、大阪、福岡、長野公演を実施。
『エリザベート』『モーツァルト!』など数々の人気ミュージカルを手掛けてきたミヒャエル・クンツェとシルヴェスター・リーヴァイのゴールデンコンビが、構想10年以上の歳月を費やして作り上げた新作ミュージカル『ベートーヴェン』。タイトルロールを井上芳雄、共演に花總まり、海宝直人、小野田龍之介、木下晴香らでベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に迫った作品を届ける。
■ミュージカル『ベートーヴェン』
東京公演
時期:2023年12月
会場:日生劇場
バズ・ラーマン監督が手がけた2001年の映画『ムーラン・ルージュ!』をベースに、アレックス・ティンバース演出によってさらに世界観をパワーアップさせたミュージカル『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』。19世紀にオペレッタを創始したオッフェンバッハから21世紀の歌手レディー・ガガまで、ポピュラーミュージック約70曲が織りなす絢爛豪華な作品が、2023年夏に遂に日本上陸を果たす。 望海風斗・平原綾香・井上芳雄・甲斐翔真ら実力派キャストが集結。
■ミュージカル『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』
公演期間:2023年6月29日(木)〜8月31日(木)br>公演場所:帝国劇場
遠藤達哉が2019年3月より「少年ジャンプ+」で連載をスタートした“スパイアクション&ホームコメディ”漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』が2023年に初舞台化。<スパイの男><超能力者の少女><殺し屋の女>による“仮初めの家族”の物語を、ミュージカルで届ける。ロイド・フォージャー役は森崎ウィン、鈴木拡樹、ヨル役は唯月ふうか、佐々木美玲(日向坂46)が担当。
■ミュージカル『SPY×FAMILY』
<東京公演>
上演期間:2023年3月8日(水)〜3月29日(水)
会場:帝国劇場
チケット一般発売日:2022年12月24日(土)
※2023年4月~5月に神戸、福岡公演を実施。
『ザ・ビューティフル・ゲーム』は、『オペラ座の怪人』や『キャッツ』など数々の名作ミュージカルの作曲を手掛けたロンドン・ミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手掛けた人気作家ベン・エルトンの強力なタッグにより誕生した青春ミュージカル。北アイルランド紛争のドキュメンタリー番組に胸を打たれたベン・エルトンが、実話をもとに書き上げた。2006年、2014年に続く今回の公演は、ジャニーズWESTの小瀧望が主演を務める。
■ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』
<東京公演>
期間:2023年1月7日(土)~26日(木)
会場:日生劇場
<大阪公演>
期間:2023年2月4日(土)~13日(月)
会場:梅田芸術劇場 メインホール
多数のヒット作を生み出しているドーヴ・アチアが音楽・脚本・作詞を手掛けるフレンチミュージカル『キングアーサー』。重厚感ある音楽と現代的でポップなフレンチロックミュージックをミックスさせながら、イギリス・ケルトに伝わる騎士達の物語をドラマチックに描いた作品だ。主人公アーサー役には、数々の舞台・ミュージカル作品に出演してきた浦井健治を抜擢した。
■ミュージカル『キングアーサー』
<東京公演>
上演期間:2023年1月12日(木)~2月5日(日)
会場:新国立劇場 中劇場
一般チケット発売日:9月14日(水)11:00~
※2023年2~3月 群馬、愛知、兵庫公演ほかツアー公演あり
『ファントム』は、フランスの小説家ガストン・ルルーのベストセラー小説『オペラ座の怪人』を原作としたミュージカル。2023年の公演では、2019年に引き続き城田優が演出を担当。ファントム役は城田と加藤和樹、クリスティーヌ役は真彩希帆とsaraがWキャストで演じる。
■ミュージカル『ファントム』
<大阪公演>
2023年7月22日(土)~8月6日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール
<東京公演>
2023年8月14日(月)~9月10日(日)
会場:東京国際フォーラム ホールC
『クレイジー・フォー・ユー』は、1930年代のアメリカを舞台にしたハッピーエンドのコメディミュージカル。踊りが大好きな銀行の跡取り息子と、その息子が差し押さえにきた劇場の一人娘の恋模様が描かれている。そんな名作『クレイジー・フォー・ユー』が、8年ぶりに劇団四季によって国内で上演される。
■ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』
時期:2023年4月25日(火)~7月22日(土)
場所:KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をベースに、貧困、エイズ、ドラッグといった死と隣り合わせの生活にあえぎながらも懸命に生きる若者たちの姿を描いたミュージカル『レント』の再演が決定。イケル・グライフの演出、アンディ・セニョール Jrの日本版リステージによって、初演のジョナサン・ラーソンが『レント』に込めた、「No day but today(=過去もない、未来もない。今日という日を精一杯愛し、生きていく)」という力強いメッセージを歌い継ぐ。
■ミュージカル『レント』
<東京公演>
上演期間:2023年3月8日(水)~4月2日(日)
会場:シアタークリエ
一般チケット発売:2022年12月17日(土)10:00