展覧会「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」が、デザイン・クリエイティブセンター神戸にて、2022年7月16日(土)から8月7日(日)まで開催される。
「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」は、イタリア人建築家ミケーレ・デ・ルッキと、彼が主宰する建築スタジオ「AMDL CIRCLE」のリサーチプロジェクト「EARTH STATIONS」の全貌を日本で初めて紹介する展覧会だ。
ミケーレ・デ・ルッキは、1951年、イタリア・フェラーラに生まれた建築家だ。1980年代に世界のデザイン・建築領域に大きな影響を及ぼしたデザイナー集団「メンフィス(Memphis)」の主要メンバーとして活動した人物であり、現在に至るまで建築とデザインの分野において第一線で活躍を続けている。
デ・ルッキは、住宅やオフィス、工業用建造物、そして文化施設など、世界各国の建築プロジェクトに携わる一方、エルメス(HERMÈS)をはじめとするラグジュアリーブランドなどから依頼を受け、家具や照明といったプロダクトのデザインも手がけてきた。日本では、JINS(ジンズ)とのコラボレーションや群馬・白井屋ホテルのスペシャルルームを手がけたほか、神戸のランドマークであった旧六甲山ホテルを「六甲山サイレンスリゾート」として再生するプロジェクトも主導している。
デ・ルッキが主宰する「AMDL CIRCLE」による「EARTH STATIONS」は、変化を続ける建築の役割への考察から生まれたプロジェクトだ。本展では、この「EARTH STATIONS」を中心に、六甲山サイレンスリゾートをはじめとする世界各地でのプロジェクトにつながるデ・ルッキの思想を、模型や映像を通して紹介。また、デ・ルッキがデザインした家具や照明なども展示し、メンフィス時代から現在に至る思索の展開にも光をあてる。
展覧会「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」
会期:2022年7月16日(土)~8月7日(日)
会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
住所:兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4
開館時間:11:00~19:00
休館日:月曜日
観覧料:無料
■関連企画「ミケーレ・デ・ルッキ×藤本壮介 トークセッション」
建築家の藤本壮介を招き、ミケーレ・デ・ルッキとのトークセッションを開催。
開催日:2022年7月18日(月・祝)
時間:15:00〜17:00
場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸 1F KIITOホール
参加費:無料
※要申込(詳細についてはデザイン・クリエイティブセンター神戸のホームページを参照)
【問い合わせ先】
デザイン・クリエイティブセンター神戸
TEL:078-325-2235