読書するために泊まるホテル「ブックホテル(BOOK HOTEL) 神保町」が、2022年10月26日(水)にグランドオープンする。
2021年12月にプレオープンした「ブックホテル 神保町」は、「本を読むこと」が旅の目的となることを目指したホテル。“本の街”として知られる神保町ならではの、本に囲まれたユニークな宿泊体験が楽しめる。
それぞれにテーマが設定された全12のフロアには、各階に本棚を設置。3階は「今日は泣きたい気分。」、5階は「考えて、考えて、考える。」、9階は「徹夜でミステリー!」、11階は「ビジネス書どどぉーん!」と、宿泊時の気分に合わせた本選びができる。
また、客室の中にも、年代・性別問わず楽しめる話題書を中心に、仕事や恋愛、人間関係など、さまざまな悩みにアプローチすることができる本を用意。読みたい本を持ち込むのはもちろん、こういった偶然の出会いが楽しめるのも「ブックホテル 神保町」ならではの魅力の一つだろう。
このほか、スマートフォンを閉じ込めておくための檻がある「デジタルデトックスルーム」、食にまつわる本やマンガをセレクトした「食について考える部屋」など、一風変わったコンセプトルームも用意されている。
今回のグランドオープンに際して、ホテルの1階には宿泊者以外も利用できる新たなスペース「ブックセレクション(BOOK SELECTION)」を設置。「本」「音楽」「食」「お酒」「旅」をテーマに、本好きスタッフが独自の切り口でキュレーション。宿泊者は一度に3冊まで、滞在する部屋への持ち込みが可能だ。
さらに、“毎日が読書会”をコンセプトに掲げるブックバー「イング(ing.)」もオープン。お酒が楽しめるバーとはいえ、主役はあくまで本。毎日1冊ずつスタッフがセレクトした本を、まるで「お通し」のように紹介してくれる。
「ブックホテル(BOOK HOTEL) 神保町」
オープン日:2022年10月26日(水)
住所:東京都千代田区神田神保町2-5-13
アクセス:都営新宿線・三田線、東京メトロ半蔵門線・神保町駅 A1出口 徒歩30秒
客室数:全32室
部屋タイプ/参考料金:
・「スタンダードダブルルーム」「スーペリアツインルーム」「リラックスツインルーム」
[平日]1泊1名 6,000~9,000円程度、[祝前日]1泊1名 10,000~12,000円程度
・「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO 白の洞窟/黒の洞窟」
[平日]1泊1名 15,000~18,000円程度、[祝前日]1泊1名 18,000~20,000円程度
※価格は都度変動する。