1970年、アレグリがレディースウェアのデザインを開始。
アレグリ(Allegri )は、イタリアのファッションブランド。
日本では三陽商会が展開していたが、2017年にブランド活動を終了した。
アレグリのファッションの特徴は、コラボレーションのデザイナーにもよるのだが、スポーティなスタイルをベースにして、常にクラシカルで洗練された、クリーンなイメージ。豊富な経験を持つ製造ラインを基盤に、最高品質の生地を使用、機能性の高いアパレル製品を展開している。
トレンチコート、レインコートなどメインのアイテムは、ストレートなものからタイトなものまで多数のシルエット、デザインも多くそろえて、多くのバリエーションを持つ。その他スーツやジャケットもクリーンな清楚で気品があり人気となっている。
1960年代、イタリアのフィレンツェの近くにある、最高のワインを産み出す葡萄で有名な、ヴィンチ(Vinci)で創業した。設立時は地域密着型のレインコートメーカーだったが、そのクオリティから徐々にハイファッションのブランドへと変化していった。レインコート、トレンチコートなどアウターを中心にブランドを展開、メンズ・レディースともに展開している。
アレグリがハイファッションブランドとして、人気、知名度ともに大きく飛躍したのはデザイナーとのコラボレーションプロジェクトが始まったあたりからで、初めのプロジェクトはアルマーニだった。その後、偉大なデザイナーと次々とコラボレーションを行っていく。これまでロメオジリ、マリテ+フランソワ ジルボー、マルタン・マルジェラ(現メゾン マルジェラ)、A.F.ヴァンデヴォーストなどとが就任した。
コラボレーションするデザイナーはコレクション以外にも、ブランドイメージを作り出す業務も担当し、クリエイティブ・ディレクターに近い役割。
2006年秋冬コレクションより、3年間はヴィクター&ロルフがデザインを手がける。さまざまな素材を使用、航空学に着想を得るなど、ヴィクター&ロルフらしい発想を加えながら、グラマラスなデザインを展開している。