リチャード ニコルが2004S/Sロンドンコレクションにてデビュー。
リチャード ニコル(Richard Nicoll)は、1977年ロンドン生まれ。幼い頃はオーストリアで過ごす。セントマーチンズを2002年に卒業。在学中はメンズファッションを学ぶ。その頃、同校にはリカルド ティッシ、ジョナサン サンダース、マリオス ショワブなどがいた。卒業後はフリーランスでマーク ジェイコブス率いるルイ・ヴィトンなどのブランドで活動。
自身の名を冠したレーベル「リチャード ニコル」を立上げ、2004S/Sロンドンコレクションでデビュー。レディースファッションからブランドをスタートした。メンズウェアを大学で学びながらレディースファッションからスタートした理由は「メンズだと自身の色が出すぎるから」と言うもの。
メンズウェアの素材やテクニックなどあらゆる要素をレディースウェアに取り入れた、テーラードのジャケットやシャツ、シャツドレスなどが高く評価されている。
自身のブランド以外ではメンズファッションにも関わり、LVMH傘下にあるロンドンのシャツブランド、トーマスピンクとのコラボレーションを行なう。その他、2008S/Sではトップショップのメンズウェアライン、トップマンとのコラボレーションを行なう。
2009年、「Six Scents(シックス・センツ)」のプロジェクトに参加。6人のデザイナー、フィリップ・リム(3.1 フィリップ リム)、ダミール ドマ、ヘンリック ヴィブスコフ、ヘンリー・ホランド(ハウス オブ ホランド)、リチャード ニコル、TOGAと6人の調香師がコラボレーションして完成した6つの限定フレグランスのセカンドシリーズ「Six Scents(シックス・センツ)」が発売される。
同年、セルッティのレディース部門クリエイティブディレクターに就任。
2011S/Sシーズンからフレッドペリーの「WOMEN’S LAUREL COLLECTION」のデザインを担当。
日本ではラブレス、バーニーズ ニューヨーク、インターナショナルギャラリービームスなどのセレクトショップで取扱がある。