ヤヌカ(januka)は、日本のジュエリーブランド。デザイナー中村穣によって 2012年にスタートした。
「お手本から少しずれた」をブランドコンセプトに、ジュエリーに対する素材や技法への先入観に捉われない遊び心あふれるデザインを得意とする。
ヤヌカの人気シリーズは、枠や爪などを使わず1本のバンドのみで天然石をセッティングした「バンド(BAND)」。色鮮やかな天然石を使用し、石そのものの個性豊かなシルエットやカラーが楽しめるデザインを追求している。また、天然石の原石を“スライス状にカット”した、大胆なデザインの「スライス(SLICE)」シリーズもブランドのアイコンといえる人気ジュエリー。同じ石でもカットする場所で色合いや柄が異なるので、個性豊かなデザインに仕上がるのが魅力だ。
2016 年、主要国首脳会議(G7 伊勢志摩サミット)で、参加国代表が胸元につけたラペルピンのデザインを手がける。
2017年、西荻窪にアトリエ兼ショップ“januka/JO NAKAMURA”をオープン。
2021年3月、東京・南青山に直営店を移転オープン。
デザイナーは中村穣(ナカムラジョウ)。
1981年生まれ。ニューヨークの教育期間・プラット・インスティテュートにてインダストリアルデザインを学び、その後、オランダのアイントホーフェン・デザイン専門学校にて修士を取得。
宝飾デザイナーのハイス・バッカー、ビジュアル アーティストのテッド・ノッテン等に師事。
帰国後、プロダクトデザインユニット " bril" の一員として活動後、2012 年にジュエリーブランド「ヤヌカ(januka)」を立ち上げる。