2020年、クリエイティブディレクターの中野晋介がスタート。
サートグラフ(SARTOGRAPH)は、中野晋介が手がけるウィメンズ&メンズファッションブランド。2020年にスタート。
着る人に創造性を与えることを目的とし、“Empowering Creatives”をブランド理念とする。テーラリングとワークウェアの要素をミニマルな世界観によって再構築したスタイルを提案。
クリエイティブディレクターの中野晋介が長年学んできたコンテンポラリーアートやテーラリング技術、中野晋介がロンドン在住中に出会ったアーティストやデザイナー達のライフスタイルからデザインのインスピレーションを得ている。
ブランド名の“SARTOGRAPH”とは、デザイナーの専門領域である「テーラリング」を意味する“Sarto”、これに「描く」を表す“graph”という言葉を組み合わせた造語。これは、テーラリング技術が創造的表現のためのパワフルなツールと成り得る、というデザイナーの信念にも基づいている。
中野晋介は、同志社大学で美術史を専攻した後、セントラルセントマーティンズに留学し、ファッションデザインを学ぶ。MA FASHION WOMENSWEAR科(修士課程)進学時、ニューヨークメトロポリタン美術館ファッション部門の主任キュレーターのアンドリュー・ボルトンが審査員を務めるアレキサンダー・マックイーンのSarabande財団スカラーシップを受賞。修了後は同財団が運営するレジデンス制度のデザイナーとして活動。その後セントマーティンズの博士課程に在籍した際、日本の文化庁による新進芸術家海外研修制度に選出され、国費留学生としてテーラリングとメンズウェアの研究を行う。2020年に帰国し、サートグラフを発足。