ニーシング(NIESSING)は、創設者ヘルマン・ニーシングによりドイツのフレーデンで1873年に創業。結婚指輪と教会の装飾品を制作するワークショップとして誕生した、ジュエリーブランド。
ニーシング(NIESSING)は、ドイツのジュエリーブランド。1873年創業の、140年以上の歴史を誇るモダンジュエラー。
ニーシングは、ドイツの造形学校「バウハウス」の流れを汲むデザインを特徴とするモダンジュエラー。ゴールドやダイヤモンドを駆使したジュエリーに加え、婚約指輪、結婚指輪、ファッションジュエリーを展開している。
「機能の美しさ」を理念とし、明確でシンプルな形式のデザインを広めた「バウハウス」からの影響を受け、ニーシングは究極のシンプルを追求。高いクオリティと職人的技術により生み出されるジュエリーは、数々のデザイン賞を受賞している。
1970年代中盤に設立されたニーシングのデザイン部門、通称「ホワイトハウス」にて、“クリアなデザイン”を追求。無駄な装飾を削ぎ落した、洗練されたジュエリーを提案する。
中でも、ダイヤモンドが宙に浮いたようなセッティングが特徴の「ニーシング・シュパンリング」は、2000年にドイツの高等裁判所に美術品として認定され、著作権を獲得。ドイツ、ノルウェーなどの美術館に永久所蔵されている。
また、ニーシングは金属を自社ファクトリーで溶解し、ジュエリーを地金から製造。「鍛造(たんぞう)製法」で継ぎ目のないリングを最初に作ったファクトリーの1つでもある。「鍛造製法」では、1つ1つのリングのために素材を選ぶところから始まり、独自の配合率で溶解して金属のバーに固め、さらにこのバーに何度も圧力を加えることによって、高密度でより強度の高い地金に仕立てている。
ゴールドは、9種類にも及ぶ多彩なカラーバリエーションを用意。温かみのあるトーンから、フレッシュな色彩まで様々なカラーのゴールドを楽しめる。
1873年、ニーシングがドイツ・フレーデンにて創設。
1904年、鍛造製法によりシームレスな結婚指輪の製造方法を開発。
1950年、年間60万本の結婚指輪を生産するドイツの主要メーカーに。
1974年、ニーシング初のジュエリーライン、「セタリオ」発表。
1979年、可動型パーツを使ったジュエリー「ニーシング・ミュータント」を発表。
1979年、ダイヤモンドが宙に浮いているかのようなデザインが特徴の「ニーシング・シュパンリング」開発。
1982年、純金とプラチナを接合させる特殊技術により「ニーシング S」を開発。特許を取得。
1993年、ニーシング初のウォッチとなる「ラディウス9」。レッドドット・デザイン賞をはじめ数々の賞を受賞。
1994年、ベルギーのデザイナー・ピーターストックマンとタッグを組み、薄いポーセリンを使たジュエリーを開発。
1999年、ベルリン・スティルベルクに最初の直営店ニーシング・ベルリンをオープン。
2000年、「ニーシング・シュパンリング」がドイツにて美術品として認定され芸術著作権を取得。
2006年、東京・青山に国内初となるコンセプトショップ、ニーシング東京をオープン。
2010年、大阪・心斎橋に国内2号店の直営店オープン。
2012年、名古屋に東海初直営店オープン。
2013年、建築家・中山英之とコラボレーションし「“グラフィティリング” by 建築家・中山英之」を制作。
2014年、写真家・濱田英明とコラボレーション。写真展開催。
2015年、彫刻家の名和晃平とコラボレーション。展示を開催。
2015年、ゴールドカラーのバリエーションが9種類に。
2016年、貴重な天然ピンクダイヤモンドを用いた日本限定モデル「ニーシング・シュパンリング サクラ」発売。