松村光が、2006年、ザ・ユニークバッグ・プロジェクトを開始。2007年にブランド「HIKARU MATSUMURA THE UNIQUE-BAG」をスタート。
「ヨーロッパブランドにはできない独創的なバッグをつくろう。」がコンセプトの日本のバックブランド。
「ヒカル マツムラ ザ ユニークバッグ」のデザイナーは松村光(HIKARU MATSUMURA)。64年、東京都生まれ。87年、武蔵野美大を卒業。その後、フランスに渡り、92年、フランスのパリオートクチュール組合学校を卒業。
93年、三宅デザイン事務所に入社、イッセイ ミヤケのパリコレクションの小物デザインなどを担当する。2000年株式会社イッセイ ミヤケに移籍。その後、2005年まで「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」を担当。
理想のバッグ工場を探し求めて全国を回る旅がきっかけとなり、2006年、プロジェクト「THE UNIQUE-BAG PROJECT」をスタート。
旅の中で、歴史に裏付けられた高いこだわり、技術がありながら、トレンドに翻弄されながら職人不足と高齢化にあえぐ効率最優先の生産現場の姿を目にして「工場の持つ特殊な技術と、質の高いバッグづくりの技術とを組みわせることで、新しいバッグが作れないものか。」と考えたことがプロジェクトのきっかけとなっている。以後、いくつかの工場と取り組みをスタート。
2007年、自身の名を冠したバッグブランド「HIKARU MATSUMURA THE UNIQUE-BAG(ヒカル マツムラ ザ ユニークバッグ)」を設立。第1弾プロジェクト「BASEBALL SERIES」を発表。
2009年、野球グラブとバッグ職人の共同作業により、通常のバッグの3倍にも及ぶパーツ数とハンドメイドの工程を経て作られたボストンバックを発表。
2010年、「BASEBALL SERIES」に続く、第2弾プロジェクトとして「WIRE DOME BAG」を発表。これは自分の手でバッグを組み立てて作るという、ユニークなバッグ。