退職間際のベテラン刑事サマセットは、赴任したての血気盛んな新人刑事ミルズと共に犯罪史上類を見ない“連続猟奇殺人事件”を担当することになる。はじまりは月曜日。極度の肥満の男が、絶命するまで無理矢理食べさせられ続け殺されたという事件現場には、「GLUTTONY=大食」と書かれたメモが残されていた。翌火曜日には、大物弁護士の死体が血で書かれた「GREED=強欲」という文字と一緒に発見される。
サマセットは、犯人はキリスト教の「七つの大罪=憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」のいずれかに該当する者に狙いを定めて刑を執行していることを確信。ミルズにあと5人殺される事を告げる。次の犯行を阻むため捜査を続ける2人だったが、犯人によって次第に絶望へと追い詰められていく。犯人は一体誰なのか?その真の目的とは?
映画『セブン』は、ブラッド・ピットが主演、デヴィッド・フィンチャーが監督を務めたサスペンス・エンターテイメント。新米刑事とベテラン刑事のバディが、キリスト教の“7つの大罪”に関連した連続猟奇殺人事件を追う、怒涛の7日間を描いている。