ドキュメンタリー映画『ニューヨークの中国女』は、ジャン=リュック・ゴダールが、ニューヨーク大学の学生たちと『中国女』をめぐって流暢な英語で当意即妙の議論を交わす1968年4月4日の姿を収めた作品。映像には熱気あふれる若者たちの前で話すゴダールの姿が映しだされており、当時のアメリカでゴダールが若者からどれほど強く関心を集めていたのかを見て取ることができる。