書籍『アジア・中東の装飾と文様』が2023年5月19日(金)より発売される。
シルクロードが横断するユーラシア大陸では、中国、ペルシア、イスラム、インドなど、独自の文化をもつさまざまな国が、互いに交流し、影響を与え合いながら、それぞれに文化を形成してきた。考古学の発達により、19世紀の後半には、エジプト、ギリシア、オリエント、中国、日本などの美術が、<美術史>として各々の歴史に関連づけられて考えられるようになり、シルクロードは“文明の道”として、世界の文明、美術のつながりを明らかにした。
書籍『アジア・中東の装飾と文様』では、文明と文明をつなぐキーワード、原型、記号、象徴、形態の言語としての役割を果たす<文様>という物の形、デザイン、記号にフォーカス。まるでアジア・中東地域を旅するように、各地の装飾文化の歴史を豊富なビジュアルとともに紐解く。広大なユーラシア大陸のドラマティックな世界史を身近に感じられる貴重な書籍だ。
【詳細】
『アジア・中東の装飾と⽂様』
発売日:2023年5月19日(金)
仕様:A5判(210×148mm)/ソフトカバー/416Pages(Full Color)
価格:本体3,080円
ISBN:978-4-7562-5542-6 C0071
著者:海野弘
発売元:パイ インターナショナル