展覧会「パテック フィリップ ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京2023」が、2023年6月10日(土)から25日(日)まで、東京・新宿にて開催される。
ウォッチメゾン、パテック フィリップ(Patek Philippe)は、1839年に創業した、スイス・ジュネーブ最後の独立した家族経営マニュファクチュール。“世界最高の時計をつくる”というコンセプトのもと、世界最高の時計ブランドとしての地位を確立している。
「パテック フィリップ ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京2023」は、約500点の腕時計とオブジェを通して、メゾンの真髄に迫る展覧会だ。2,500㎡を超える会場には、テーマごとにコンテンツを用意し、貴重なコレクションや、製作の裏側について解説する。
注目は、パテック フィリップの歴史において、大きな意味を持つ3つの時計が並ぶ「スーパーコンプリケーション・ルーム」だ。中でも、33の複雑機構を備えた懐中時計 キャリバー89は、製造された4本の原型となるプロトタイプを展示する。
パテック フィリップの最も複雑な腕時計「グランドマスター・チャイム」。毎正時および15分毎にチャイムが鳴るグランドソヌリ、15分毎にチャイムが鳴るプティソヌリという2の機構を腕時計で初めて搭載したモデルだ。さらに、4つの懐中時計が計4セット販売された懐中時計スターキャリバー2000は、そのうちプラチナケースのものを用意している。
ジュネーブのローヌ通りにあるパテック フィリップ本店サロンの装飾を再現した「現行コレクション・ルーム」では、2023年に発表された新作を含む、すべての現行コレクションを展示。「ノーチラス」「アクアノート」「カラトラバ」など、全てチェックできる貴重な機会となる。
「現行コレクション・ルーム」の奥には、サロンに併設されている「ナポレオン・ルーム」を再現。ここでは、本イベントのために特別に創作された限定時計をチェックできる。
1548年の最古の携帯時計を含む、パテック フィリップ・ミュージアムから厳選された歴史的タイムピースを鑑賞できる「ミュージアム・ルーム/歴史的オーナー・ルーム」も必見だ。ヴィクトリア女王に献上されたペンダント・ウォッチや、最初の永久カレンダー搭載腕時計、スイス初の腕時計など、ここでしか目にすることのできない貴重なモデルを間近で鑑賞できる。
さらに、ジュネーブから来日した熟練のクラフトマンたちが、時計の外装を飾る七宝、手彫金、木象嵌、宝飾などの伝統工芸技術の一部を実演披露する「希少なハンドクラフト・ルーム/クラフトマン・ルーム」、マスター・ウォッチメーカーたちが、機械式タイムピースの内部や技巧を目の前で解説する「ウォッチメーカー・ルーム」など、展示だけでなく、様々なコンテンツも展開する。
【詳細】
「パテック フィリップ ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京2023」
期間:2023年6月10日(土)~6月25日(日)
開催時間:10:00~20:00(最終入場は19:00まで) ※25日(日)は10:00~17:00(最終入場は 16:00まで)
場所:新宿住友ビル 三角広場
住所:東京都新宿区西新宿2-6-1
観覧料:入場無料
【問い合わせ先】
TEL:0120-933-613(10:00~18:00)