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「アルフォンス・ミュシャ展」北九州市立美術館 分館で、《ジスモンダ》などミュシャ作品約500点を紹介

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展覧会「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの華」が、福岡の北九州市立美術館 分館にて、2023年7月15日(土)から8月27日(日)まで開催される。

ミュシャが手がけたポスターなど約500点が一堂に

アルフォンス・ミュシャ 《ジスモンダ》 1895年
アルフォンス・ミュシャ 《ジスモンダ》 1895年

19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパで花開いたアール・ヌーヴォーを代表する画家として知られている画家、アルフォンス・ミュシャ。なかでも、有機的な植物文様で装飾的な画面にまとめた女性像は、ミュシャの代表的な作品だ。

アルフォンス・ミュシャ 《ヒヤシンス姫》 1911年
アルフォンス・ミュシャ 《ヒヤシンス姫》 1911年

1860年、現在のチェコに生まれたミュシャは、20代後半でパリに移り、挿絵画家として活動していた。ミュシャが人気を博する契機となったのが、34歳の折り、女優サラ・ベルナールが出演する演劇『ジスモンダ』の宣伝ポスターを手がけたときのこと。以後、ミュシャは画家やデザイナーとして活躍してゆくことになる。民族意識の色濃い地に生まれたミュシャは、しかし、チェコやスラヴ民族に対する思いは変わらず、50歳で祖国に戻ると、スラヴ民族の誇りを込めた作品を手がけた。

アルフォンス・ミュシャ 《スラヴ叙事詩展》 1928年
アルフォンス・ミュシャ 《スラヴ叙事詩展》 1928年

展覧会「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの華」では、ミュシャが手がけたポスターや装飾パネル、デザイン集など、約500点の作品を通して、その生涯を紹介。《ジスモンダ》や《黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー》、《ヒヤシンス姫》といったアール・ヌーヴォーの代表的な作品などを目にすることができる。

展覧会概要

展覧会「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの華」
会期:2023年7月15日(土)〜8月27日(日) 会期中無休
会場:北九州市立美術館 分館
住所:福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州 5F
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
観覧料:一般 1,300円(1,100円)、高校・大学生 800円(600円)、小・中学生 600円(400円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※障害者手帳の提示者は無料
※北九州市在住の65歳以上は2割減免
※前売券は、ローソンチケット(ローソン、ミニストップ)、チケットぴあ(セブン-イレブン)、セブンチケット(セブン-イレブン)、e+イープラス(ファミリーマート)、ほかにて、5月26日(金)より販売

【問い合わせ先】
北九州市立美術館 分館
TEL:093-562-3215

Photos(3枚)

「アルフォンス・ミュシャ展」北九州市立美術館 分館で、《ジスモンダ》などミュシャ作品約500点を紹介|写真1 「アルフォンス・ミュシャ展」北九州市立美術館 分館で、《ジスモンダ》などミュシャ作品約500点を紹介|写真2 「アルフォンス・ミュシャ展」北九州市立美術館 分館で、《ジスモンダ》などミュシャ作品約500点を紹介|写真3

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