展覧会「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの美しきミューズ」が、神奈川の茅ヶ崎市美術館にて、2024年6月18日(火)から8月25日(日)まで開催される。
アルフォンス・ミュシャは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパで花開いたアール・ヌーヴォーを代表する芸術家だ。画家のみならず、デザイナーとしても活躍したミュシャは、とりわけ、植物紋様で彩られた優雅な女性像で知られている。
1860年チェコに生まれたミュシャが人気を博すようになったのは、19世紀末のパリでのこと。サラ・ベルナールが出演する演劇『ジスモンダ』のポスターで注目を集めることになったのだ。その後、画家やデザイナーとして活躍するも、祖国への思いが変わることはなく、50歳でチェコに帰国すると、スラヴ民族の誇りを作品へと昇華している。
展覧会「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの美しきミューズ」では、ポスターや装飾パネルをはじめ、デザイン集、商品パッケージといった作品を通して、ミュシャの生涯を紹介。《ジスモンダ》や《椿姫》、《夢想シャンプノア》、《黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー》など、多彩な作品を目にすることができる。
展覧会「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの美しきミューズ」
会期:2024年6月18日(火)〜8月25日(日)
会場:茅ヶ崎市美術館
住所:神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月15日(月・祝)、8月12日(月・振)は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
観覧料:一般 1,200円(1,100円)、大学生 1,000円(900円)、市内在住の65歳以上 600円(500円)、高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者および介護者は無料
【問い合わせ先】
茅ヶ崎市美術館
TEL:0467-88-1177