2014年、7月から8月にかけ大阪で開催された『機動戦士ガンダム展「THE ART OF GUNDAM」』。この人気を博した展覧会が、内容をさらに拡大し、2015年7月18日(土)から9月27日(日)までの期間、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにやってくる。
1979年にTVアニメとして誕生した「機動戦士ガンダム」。近未来のリアルなSF設定、魅力的なキャラクターの数々が織りなす重厚な人間ドラマと、スタイリッシュなモビルスーツの戦いは観る者を釘付けにし、日本のアニメーション史上に残る不朽の名作として、語り継がれている。
左) 最初期設定:アムロ・レイのラフデザイン 安彦良和、1978年
右) 最初期設定:シャア・アズナブルのラフデザイン 安彦良和、1978年
機動戦士ガンダム展「THE ART OF GUNDAM」では、その魅力の神髄に迫るため、1,000点にも及ぶ制作資料が一挙に公開される。物語の生みの親である富野喜幸(現・富野由悠季)の 企画段階のメモや、美術監督の中村光毅が同総監督のイメージを視覚化した美術設定、美術ボード。さらには、キャラクターデザインを手掛けたアニメーション・ディレクターの安彦良和が描いたキャラクター原画の数々や、機動戦士ガンダムの代名詞ともいえるモビルスーツ、ガンダムやザクをデザインしたメカニックデザイナー大河原邦男による設定画なども展示。光や音、映像を交えた演出とともに、ガンダムの豊穣な世界にどっぷりと没入することができる。
また会場内の特設シアターでは、劇中に登場する戦艦ホワイトベースでブライトら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像が特別上映される。
左) 準決定稿:ホワイト・ベース 大河原邦男、1978年
右) 美術ボード:スペース・コロニー・サイド7 中村光毅、1979年頃
そして新たに東京会場では、2つの展示が追加される。まずは『機動戦士ガンダム』以降、続編やスピンオフが制作されているガンダムシリーズ約40作で構成した、ダイジェスト映像「ALL G トリビュート・クロニクル Ver.2」。これをプロジェクションマッピングで投影する。もうひとつが、昨年の大阪展で企画された「ガンプラ大作戦」にて、来場者が制作したガンプラ1,000体の展示。全長14メートルにもおよぶ規模は圧巻だ。
【開催情報】
機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM
開催期間 : 2015年7月18日(土)〜9月27日(日)
開催場所:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52階
時間:10:00~20:00(入館は19:00まで)
休館:会期中無休
■前売り券
期間:2015年4月9日(木)〜7月17日(金)
一般・大学生1,800円、中学・高校生1,300円、4歳〜小学生600円、ファミリー券 2,200円、ペア券 3,000円、ガンプラセット券(通期) 4,500円※
取扱い:公式サイト、各種プレイガイド
※東京限定「RG RX-78-2 ガンダム カラークリアVer.」つき。販売はプレミアムバンダイのみ。数量限定。
■当日券
期間:2015年7月18日(土)〜9月27日(日)
一般・大学生 2,000(1,800)円、中学・高校生 1,500(1,300)円、4歳〜小学生 800(600)円、アフターシックス券(平日18:00〜20:00) 1,500円
【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
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