展覧会「ロートレックとベル・エポックの巴里─1900年」が、青森の八戸市美術館にて、2023年11月3日(金・祝)から12月25日(月)まで開催される。
19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリは世界有数の大都市として発展した。のちに「ベル・エポック(美しき時代)」と呼ばれることになるこの時代には、新聞や雑誌の出版、映画の上映、そしてダンスや音楽を楽しめるホールの開設など、大衆文化が花開いている。また、アール・ヌーヴォーといった美術運動が起こることになった。
華やかなベル・エポックを象徴する芸術家のひとりが、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックだ。鋭い観察眼と的確なデッサン力を持っていたトゥールーズ=ロートレックは、ほかの芸術家が描こうとはしなかった「動きのあるもの」を的確に捉えて表現している。
展覧会「ロートレックとベル・エポックの巴里─1900年」では、ベル・エポックにおけるパリの芸術を紹介。トゥールーズ=ロートレックを中心に、エドガー・ドガやアルフォンス・ミュシャ、ラウル・デュフィなどの作品約320点を目にすることができる。
展覧会「ロートレックとベル・エポックの巴里─1900年」
会期:2023年11月3日(金・祝)~12月25日(月)
会場:八戸市美術館 ホワイトキューブ
住所:青森県八戸市大字番町10-4
開館時間:10:00~19:00
※11月29日(水)は17:00まで
※入場はいずれも閉館30分前まで
休館日:火曜日
観覧料:一般 1,000円(800円)、高校・大学生 500円(400円)、小・中学生 200円(160円)
※( )内は20名以上の団体
※未就学児、八戸市内と近隣町村(三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村、おいらせ町)の小・中学生は無料
※八戸市と近隣町村の65歳以上、障がい者手帳の所持者および付添者1名は半額
※その他割引やチケットあり
【問い合わせ先】
八戸市美術館
TEL:0178-45-8338