ホラー映画の金字塔『オーメン』の新作映画『オーメン:ザ・ファースト』が、2024年4月5日(金)に公開される。
『オーメン』は、1976年に公開されたレジェンド・オブ・ホラーと称されるホラー映画。6月6日6:00に誕生し、頭に666のアザを持つ“悪魔の子”、ダミアンに翻弄される人々の恐怖を描き、世界中を震え上がらせた作品だ。「666」の数字は、新約聖書ヨハネの黙示録において“獣の数字”とされ、映画をきっかけに広く知れ渡ることになった。
また第49回アカデミー賞では、音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスが作曲賞を受賞。その後、続編の制作に加え、2006年には1976年版のリメイク映画『オーメン』、さらには2016年には「ダミアン」としてTVシリーズ化もされ、1976年の公開から約半世紀経った今もなおホラー映画の金字塔として根強い人気を誇っている。
そんな『オーメン』の前日譚となる『オーメン:ザ・ファースト』が公開へ。周囲に悲劇を引き起こす“悪魔の子”ダミアンは、なぜ生まれたのか。本作では、その誕生の秘密が明らかとなる。
劇中には、大きく開けられた口の中に刻まれた悪魔の数字「666」の文字、教会が炎に包まれる中、顔を覆われた生まれたばかりの赤ん坊を抱くシスターなどが登場。恐怖で人々を支配すべく、意図的に悪魔の子“ダミアン”を誕生させようとする教会の恐るべき陰謀を知ってしまったアメリカ人女性のマーガレットが、おぞましい真実に巻き込まれていく様子が描かれる。
主役のマーガレットを演じるのは、テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」など話題作に出演しているネル・タイガー・フリー。さらに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどのビル・ナイ、『蜘蛛女のキス』のソニア・ブラガ、『ウィッチ』のラルフ・アイネソンらが出演する。
主人公・マーガレット…ネル・タイガー・フリー
イタリア・ローマの教会に奉仕生活を始めるためにやってきたアメリカ人修練生。孤立するカルリータに自分の過去を重ねたマーガレットはカルリータを気にかけるが、そこでマーガレットは恐怖で人々を支配すべく悪の化身を意図的に誕生させようとする、教会の恐るべき陰謀を知ってしまう。
カルリータ…ニコール・ソラス
修道院に預けられた少女。なぜかカルリータの周囲では人智を超えた不自然な連続死が起こり、カルリータがその元凶であるとされている。
監督は、アルカシャ・スティーブンソン。長編映画のメガホンを取るのは初となる。キャラクター原案は、『オーメン』の脚本を務めたデヴィッド・セルツァーが担当。脚本および製作総指揮は、『シン・シティ 復讐の女神』や『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』のティム・スミスが務める。
レジェンド・オブ・ホラー『オーメン』の“はじまり”の物語が、“悪の誕生”に隠された真実を暴き出す。イタリア・ローマのある教会で、新たな人生を歩み始めたアメリカ人女性、マーガレット。だが彼女は、悪の化身を生み出そうとする恐るべき陰謀を知ってしまう。人々の信仰心を取り戻すため手段を選ばない教会側の陰謀を阻止しようとするマーガレットだったが、さらなる戦慄の真実を目撃することに。“なぜダミアンは誕生したのか?”その謎へとつながる真の恐怖への幕が開く。
【作品詳細】
映画『オーメン:ザ・ファースト』
公開日:2024年4月5日(金)
監督:アルカシャ・スティーブンソン
キャラクター原案:デヴィッド・セルツァー
製作総指揮・脚本:ティム・スミス
出演:ネル・タイガー・フリー、ビル・ナイ、ソニア・ブラガ、ラルフ・アイネソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:THE FIRST OMEN