映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』が、2024年6月21日(金)より、全国ロードショー。監督はアレクサンダー・ペイン、主演はポール・ジアマッティ。
映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』は、1970年の年末、ニューイングランドにある高校が舞台。事情があり寮に残っていた男性教師、学校の料理長、男子生徒の3人が、雪に閉ざされたバートン校でクリスマスと新年を共に過ごす様子を描いた物語だ。年齢や性別、またそれぞれ抱える孤独も異なる3人が、誰もいない学校のなか、少しずつ繋がりを持っていく姿を映し出している。
主人公 ポール・ハナム…ポール・ジアマッティ
古代史の非常勤教師。古い価値観を持ち、生徒からも教師たちからも嫌われている。クリスマス休暇に居残る生徒たちの“子守役”に任命される。
メアリー・ラム…ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
学校の料理長。一人息子のカーティスをベトナムで亡くした過去を持つ。息子と最後に過ごしたバートン校で年を越そうとしていた。
アンガス・タリー…ドミニク・セッサ
バートン校に通う生徒。頭は良いが、繊細な性格ゆえに反抗的で、学校のトラブルメーカーとなっている。家族とは複雑な関係。クリスマス休暇に学校に居残ることになり、ふてくされている。
監督は、人生や男女の恋愛を描いたロードムービー『サイドウェイ』や、ある家族の危機をコミカルに映した映画『ファミリー・ツリー』でアカデミー賞脚色賞を2度獲得しているアレクサンダー・ペイン。主演のポール・ジアマッティは『サイドウェイ』以来、再びアレクサンダー・ペインとタッグを組むことになった。また脚本は、ブラッドリー・クーパー主演のテレビドラマ『キッチン・コンフィデンシャル』の企画を手掛けたデヴィッド・ヘミングソンが担当している。
第96回アカデミー賞ではダヴァイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞を受賞。ダヴァイン・ジョイ・ランドルフは初めてのオスカーノミネートで見事受賞を果たした。
さらに、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』は、第81回ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門でポール・ジアマッティとダヴァイン・ジョイ・ランドルフが主演男優賞と助演優女優賞を受賞した。
舞台は1970年の年末、ニューイングランドにあるバートン校。この高校で古代史の非常勤教師を務めるポール・ハナムはみんなからの嫌われ者。そして一人息子を亡くした料理長のメアリー・ラム、優秀だがトラブルメーカーのアンガス・タリー。それぞれ異なる事情を抱える3人が、クリスマスと年末を共に過ごすことに。誰もいない学校のなか、ちょっとした冒険や災難を通じて、3人の間には小さな繋がりが生まれていく。
【作品詳細】
映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
原題:The Holdovers
公開日:2024年6月21日(金)
監督:アレクサンダー・ペイン
脚本:デヴィッド・ヘミングソン
出演:ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ