京都の龍谷ミュージアムでは、シリーズ展「仏教の思想と文化 —インドから日本へ—」の「特集展示:阿弥陀さん七変化!」を、2024年7月13日(土)から8月18日(日)まで開催する。
龍谷ミュージアムのシリーズ展「仏教の思想と文化 —インドから日本へ—」では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本に浸透してゆく軌跡を紹介している。今回の「特集展示:阿弥陀さん七変化!」では、阿弥陀如来に着目し、多彩にその姿を変えた造形を紹介する。
阿弥陀如来は、西方にある極楽浄土の教主だ。阿弥陀如来を信仰する浄土教の広がりとともにアジア各地で信仰されるようになり、日本においても浄土真宗をはじめとするさまざまな宗派で尊崇されてきた。また、信仰体系や教義の多面性を背景に、さまざまに姿を変えることでも知られる。
本展では、さまざまな姿に変身する阿弥陀如来をあらわした、彫刻や絵画などを紹介。滋賀・梵釈寺の重要文化財《宝冠阿弥陀如来坐像》をはじめ、室町時代の《阿弥陀如来像(方便法身尊像)》、中国・南宋時代の張思恭筆《阿弥陀三尊像》などを目にすることができる。
シリーズ展「仏教の思想と文化 —インドから日本へ—」
特集展示:阿弥陀さん七変化!
会期:2024年7月13日(土)〜8月18日(日)
会場:龍谷大学 龍谷ミュージアム
住所:京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月15日(月・祝)、8月12日(月・振)は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
入館料:一般 550円(450円)、65歳以上 450円(350円)、大学生 400円(300円)、高校生 300円(200円)、中学生以下 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、6月5日(水)から7月12日(金)まで、龍谷ミュージアムのホームページにて販売
※障がい者手帳などの提示者および介護者1名は無料
【問い合わせ先】
龍谷ミュージアム
TEL:075-351-2500