映画『モンキーマン』が、2024年8月23日(金)に公開される。プロデュースはジョーダン・ピール。監督・主演はデヴ・パテル。
映画『モンキーマン』は、インドの架空の都市ヤタナを舞台にある一人の男の復讐劇をアクション満載で描く映画。世界的ヒットを記録した「ジョン・ウィック」シリーズの製作スタッフと、『ゲット・アウト』、『NOPE/ノープ』を手掛けたジョーダン・ピールが奇跡のタッグを組み、圧倒的な熱量の世界観を見せる。ジョーダン・ピールはあまりの面白さに自身の制作会社で買い取るという“異例の決断を下した”のだという。
大きな水槽を思い切り叩き割るシーンやキッチンでの壮絶な肉弾戦など、圧巻のアクションシーンの数々に注目だ。
監督・脚本、そして主演を務めるのは『スラムドッグ$ミリオネア』、『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』のデヴ・パテル。本作が監督デビュー作となる。『モンキーマン』は子供の頃に聞いた猿の神ハヌマーンのインド神話をインスピレーション源にした物語で、構想にかかった歳月は8年。熱狂と興奮を呼び起こす壮絶な復讐劇に仕上げている。
物語の着想源となったヒンズー教の神ハヌマーンは、知恵、強さ、勇気、献身、自制心の象徴。肉体的には無敵だが、奥深い人間性を持つ彼は、信者たちに「抑えの効かない力という危険な性質」について警告している。信者たちに愛されているハヌマーンは、今では民への奉仕を通じて神とつながっている。この伝説を現代世界に応用した『モンキーマン』では、傷ついた主人公の青年キッドが強力な武器となり、奉仕すべき人々を抑圧する腐敗した指導者たちに対峙する“復讐の天使”となる様が描かれる。なお、撮影は、大部分がインドネシアのバタム島で行われた。
主人公は、幼い頃に故郷の村を焼かれ、母を殺された男・キッド。苦しみながら生きてきたが、全てを奪ったヤツらのアジトに潜入する方法を偶然にも見つけたことから何年も押し殺してきた怒りをついに爆発させ、人生をかけた復讐劇に打って出る。
主人公・キッド…デヴ・パテル
“殴られ屋”として生計を立てる男。夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、「モンキーマン」を名乗っている。幼い頃に母を殺され、孤児になった過去を持つ。母の敵への復讐を誓う。
タイガー…シャールト・コプリー
キッドが殴られ屋をしている地下ファイトクラブのMC。キッドを“ザ・ビースト”としてヒールにするように群衆を煽り、誘導する。
アルフォンソ…ピトバッシュ
キッドの唯一の友人。キッドが復讐のために就職した高級売春宿キングスクラブで雑用係として働きつつ、キッドの手助けをする。ターボチャージャー付きオートリキシャ・トゥクトゥクを運転しており、劇中にはカーチェイスシーンも。
アルファ…ヴィピン・シャルマ
ヒジュラとして知られる神秘的な第三の性別の部族の母親。キッドが路上で死にそうになった後、彼の治癒者および保護者となり、彼と人間との唯一のつながりとなる。
ラナ…シカンダル・ケール
キッドの母親を殺害し、キッドに火傷を負わせた犯人。汚職警察官。
ニーラ…アディティ・カルクンテ
キッドの母親。
シータ…ソビタ・ドゥリパラ
キングスクラブのコールガールでクラブマネージャー。
クィーニー…アシュウィニー・カルセカル
キングスクラブのマネージャー。冷酷なチェーンスモーカー。
バーバ・シャクティ…マカランド・デシュパンデ
ナルシストな教祖。醜い偏見と権力に飢えた野心を精神的な善良さと知恵で包み隠している。
幼い頃に母を殺され、人生の全てを奪われたキッドは、「モンキーマン」を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた。どん底で苦しみながら生きてきたが、自分から全てを奪ったヤツらのアジトに潜入する方法を偶然にも見つける。キッドの目的はただ一つ「ヤツらを殺す」。「復讐の化神〈モンキーマン〉」となった彼の、人生をかけた壮絶なる復讐劇が幕を開ける。
【詳細】
映画『モンキーマン』
公開日:2024年8月23日(金)
監督・脚本:デヴ・パテル
出演:デヴ・パテル、シャールト・コプリー、ピトバッシュ、ヴィピン・シャルマ、シカンダル・ケール、アディティ・カルクンテ、ソビタ・ドゥリパラ、アシュウィニー・カルセカル、マカランド・デシュパンデ、ジャティン・マリク、ザキール・フセイン
原題:MONKEY MAN
R15+