映画『2度目のはなればなれ』が、2024年10月11日(金)に全国公開される。マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンが50年ぶりに共演を果たす。
映画『2度目のはなればなれ』は、ともに2度のオスカー受賞に輝いたことのある名優マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンが、『愛と哀しみのエリザベス』以来、2度目の競演にして再び夫婦役を演じた作品。89歳の退役軍人が6月ノルマンディ上陸作戦70年記念式典に参加するため、老人ホームを抜け出した実話がもとになっており、老夫婦の愛と絆を描く感動のストーリーとなっている。
なお、主演のマイケル・ケインは『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』でオスカーを受賞した経歴を持っており、約70年にわたる俳優人生の中で180本以上の映画に出演。『2度目のはなればなれ』は、そんなマイケル・ケインの引退作となる。また、『恋する女たち』『ウィークエンド・ラブ』で2度オスカー受賞したグレンダ・ジャクソンは2023年6月15日にこの世を去り、『2度目のはなればなれ』は名優2人の最後の共演作となった。
主人公バーナード(バーニー)…マイケル・ケイン
イギリス・ブライトンの老人ホームで、妻のレネとともにささやかで幸せな日々を送っている。フランスでノルマンディ上陸作戦が実施されたDデイの記念式典に行きたい、と願うものの、老人ホームのスタッフからは「もう間に合わない」と言われてしまう。しかし、妻から背中をおされ、フランスのノルマンディに旅立つ。
レネ…グレンダ・ジャクソン
バーニーの妻。長年連れ添った夫の「フランスへ行きたい」という思いを受け、戦時中に1度目、そして今回2度目となる“はなればなれ”を決意。夫の背中を押し、夫は必ず戻ってくると信じて待つ。
2014年夏、老人ホームで寄り添いながら人生最期の日々を過ごす老夫婦バーナードとレネのある行動が世界中の大ニュースとなった。ひとりバーナードはフランスのノルマンディへ旅立つ。彼が行方不明になったという警察のツイート(#The Great Escaper)をきっかけに、世界中で話題になったのだ。ふたりが離れ離れになるのは、人生で2度目。決して離れないと誓った男がどうしてもはなればなれにならなければならなかった理由とは。必ず戻ってくると信じる妻の真実の想いとは。
【作品詳細】
映画『2度目のはなればなれ』
公開日:2024年10月11日(金)
監督:オリバー・パーカー
脚本:ウィリアム・アイヴォリー
出演:マイケル・ケイン、グレンダ・ジャクソン、ダニエル・ヴィタリス、ローラ・マーカス、ウィル・フレッチャー
原題:The Great Escaper