企画展「源氏物語の新世界—明け暮れ書き読みいとなみおはす—」が、東京・立川のたましん美術館にて、2025年1月11日(土)から3月16日(日)まで開催される。
平安時代に紫式部が著した『源氏物語』は、後世の文学や美術・工芸に大きな影響を与えてきた。写本として書き継がれ、版本として刊行され、そして翻案作品が生みだされるとともに、絵画をはじめ、幅広い分野で創作の題材となったのだ。
企画展「源氏物語の新世界—明け暮れ書き読みいとなみおはす—」は、『源氏物語』が歩んできた歴史を紹介する展覧会。各地の日本文学とその関連資料を擁する国文学研究資料館の所蔵品より、写本や版本、絵入り本、画帖、絵巻、屏風、掛け軸など、『源氏物語』が育んだ品々を公開する。
会場では、《源氏物語団扇画帖》や《源氏物語絵屏風》、歌川豊国(三世)画の『百人一首』などを紹介。貴重な資料を通して、『源氏物語』が人々に享受されてきた歴史をひもといてゆく。
共同企画展「源氏物語の新世界—明け暮れ書き読みいとなみおはす—」
会期:2025年1月11日(土)~3月16日(日)
会場:たましん美術館
住所:東京都立川市緑町3-4
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(1月13日(月・祝)、2月24日(月・振)は開館)、1月14日(火)、2月25日(火)
入館料:一般 500円、高校・大学生 300円、中学生以下 無料
※障がい者手帳の所持者および付添者(1名まで)などは無料
【問い合わせ先】
たましん美術館
TEL:042-574-1360