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「ブリティッシュ・ノワール映画祭」東京・新宿で、日本未公開『ブライトン・ロック』など初上映

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「ブリティッシュ・ノワール映画祭」が、2025年2月22日(土)から3月21日(金)まで、東京・新宿のK's cinemaにて開催される。

ブリティッシュ・ノワール映画13作品を上映

「ブリティッシュ・ノワール映画祭」東京・新宿で、日本未公開『ブライトン・ロック』など初上映 | 写真

「ブリティッシュ・ノワール映画祭」は、戦後の殺伐とした情景や犯罪を描いたブリティッシュ・ノワール映画を上映するイベント。上映するのは、アルベルト・カヴァルカンティ、ロバート・ヘイマー、ベイジル・ディアデンがオムニバスで参加した『夢の中の恐怖』や、日本未公開5作品を含む、全13作品だ。

映画『ブライトン・ロック』日本初公開

日本未公開作品での注目は、ジョン・ボールティングが監督を務めた1947年の映画『ブライトン・ロック』だ。グレアム・グリーンの小説を原作とし、抗争を繰り広げる中で、犯罪を重ねる不良少年と純粋な少女を描いたエンターテイメント系スリラー映画となっている。

戦後描くサスペンスも大スクリーンで

また、『第三の男』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したキャロル・リードが監督を務める映画『ミュンヘンへの夜行列車』も上映。第二次世界大戦中、ナチスにさらわれた科学者と娘を救出する英国諜報員を描いたスパイサスペンスだ。さらにロバート・ヘイマー『日曜日はいつも雨』、アルベルト・カヴァルカンティ『私は逃亡者』、マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーによる『その信管を抜け』といった日本初公開映画も、大スクリーンで鑑賞することができる。

特別上映作品も

このほかにも、ドン・シーゲルが監督の映画『ビッグボウの殺人』も登場する。19世紀のイギリス・ロンドンを舞台に撮影した、ドン・シーゲル初の長編作品だ。撮影は全てアメリカのワーナー・スタジオで行った、他作品とは一線を画すブリティッシュ・ノワール映画となっている。

なお、プログラムやトークイベントの詳細は後日発表予定だ。

【詳細】
「ブリティッシュ・ノワール映画祭」
開催日程:2025年2月22日(土)から3月21日(金)
※3月8日(土)〜3月14日(金)の上映はなし
会場:K's cinema
住所:東京都新宿区新宿3-35-13 3階
配給:アダンソニア
※プログラムやトークイベント詳細は後日発表予定

◾️上映作品
『ブライトン・ロック』Brighton Rock(1948)/『日曜日はいつも雨』It Always Rains on Sunday(1947)/『私は逃亡者』They Made Me A Fugitive(1947)/『兇弾』The Blue Lamp(1950)/『夢の中の恐怖』Dead of Night(1945)/『その信管を抜け』The Small Back Room(1949)/『街の野獣』Night and the City(1950)/『ミュンヘンへの夜行列車』Night Train to Munich(1940)/『二つの世界の男』The Man Between(1953)/『妖婦』The Wicked Lady(1945)/『青の恐怖』Green for Danger(1946)/『第七のヴェール』The Seventh Veil(1945)/『ビッグ・ボウの殺人』The Verdict(1946)

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「ブリティッシュ・ノワール映画祭」東京・新宿で、日本未公開『ブライトン・ロック』など初上映|写真1

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