クラシカルなシルエットに、さりげなくミリタリーのニュアンスを落とし込んだ一着。デザインがシンプルであるにもかかわらず、アイテムにパワーがあるので、個性の強いアイテムを合わせても良いバランスが保てる。
秋口から大活躍が期待できるビューティフル ピープルのトレンチコート。膝上丈で、気軽に着こなせるほか、シンプル故、インナーを選ばない万能なオールラウンダーとしてワードローブを彩ってくれる。
■コモリ
ベーシックなステンカラーコートはコモリのアイテム。袖の着け方からか、シルエットが緩やかな丸みを帯びており、ソフトな雰囲気を演出できる。ルックのようにローゲージニットを合わせるのも良いし、襟の小さいシャツを首元に魅せても抜群の相性となりそう。
「チャレンジコート」でも紹介したドレスドアンドレスドからは、バニラ色のチェスターコートをピックアップ。丁寧に仕立てられたからこそ生まれるきっちりとしたデザインが、インナーの遊びすらクールに魅せる力をもっている。ルックの様に襟をたてて着るも良し、折ってナチュラルに着るも良し、バラエティも楽しめる一着。
プレーンで一着はもっておきたいのがこのチェスターコート。ワンボタンのディテールや襟の小ささ、ポケットの位置など、随所にこだわりが見えるアイテムだ。
「ベーシックコート」で紹介するアイテムで、1番攻めているのがこのトレンチコート。ルックのように、真正面からの着こなしをしてほしい一着だ。着崩すことなく、どんなパンツを合わせるのか、どんなシューズや小物を合わせるのかを楽しんで着てほしい。
プレーンでスポーティなフーデッドコートは、カズユキ クマガイのアイテム。コート自体の雰囲気に合わせ、都会的ストリートな着こなしに徹するも良し、コート以外をセミフォーマルにして、スパイス的な使い方をするも良しの万能アイテム。
■クロ
日本のデニムブランドからピックアップしたのが襟の切り替えが印象的なステンカラーコート。“何も選びたくない日”にふと選びたくなるような、ミニマルで心地良いシルエットが、「ベーシックコート」に相応しい一着となっている。
しっかりとしたコーデュロイの生地感にどこか軽やかさを感じる、ミスター・ジェントルマンのダッフルコート。スーツスタイルに、前を全部しめた着方をルックではとっているが、オープンにリラクシングに着こなしても良さが示せるアイテムだ。
優しげなブラウンが冬の寂しげな雰囲気と、そこに隠れる暖かさを思い出させてくれるかのようなアイテム。裾にかけて丸く落ちるシルエットが、ボリューム感のとりやすさを演出している。ルックのような細めのスウェット、テーパードが効いたスラックスなどがぴったり。
定番のピーコートとして毎日活躍してくれるのが、ザ・リラクスの一着。ふわりとボリュームが出る襟の曲線と、手がスムーズに入るポケットの配置など、ディテールの繊細さが嬉しいアイテムだ。
ダークグリーンのダッフルコートは、アンダーカバーのアイテム。可愛らしいコートの代表格であるダッフルコートを、クールなフォルムに仕上げているのが特徴だ。ストリートやスポーツスタイルなど、“かっこいい”着こなしに取り入れてこそ活躍できる一着。
■サイ
ベーシックに見えるが、ディテールが効いている珍しいアイテム。大人の雰囲気が漂うアイテムに合わせられているのは、リブパンツだ。カジュアルなアイテムがここまでフィットする所以は、バランスの良いデザインなのだろう。
ミリタリーの香りが感じられるステンカラーコート。左右のポケットや、大きめのカラーなど、ディテールの遊び心が嬉しい一着だ。コンパクトなデザインなので、様々なレイヤードを楽しめる。
■トローヴ
スタンドカラーで、ベーシックなアイテムを紹介するならこのコート。「お気に入りのタートルネックを着る日は、いつもこのコートを合わせたい」のように、とっておきのアイテムと、このコートをカップリングしてみたくなる一着だ。