ミラノファッションウィークで発表されたボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の2012年春夏コレクション。その色彩豊かで力強いコレクションを象徴する今回の広告ビジュアルは、現代美術家として活躍するジャクソン・ピアソンによって、フロリダのココナッツ・グローブで撮影されたものだ。ピアソンはフォトグラファーだけでなく、今回の広告キャンペーン全体のアートディレクションも務めた。彼はニューヨークと南カルフォルニアに活動拠点を置き、世界各地で個展を開くなど精力的にアート活動を展開、作品はシカゴ現代美術館やニューヨークのグッゲンハイム美術館などに所蔵されている。
ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブディレクター、トーマス・マイヤーは今回ピアソンを起用した理由を「彼の写真は緻密でありながら伸びやかなイメージを作り上げられる点が素晴らしく、細やかな技術と自由で探究的な精神を組み合わせた今回のコレクションに、どのような影響をもたすのか興味を持った」と語っている。ピアソンの繊細でロマンティックな作風が見事に春夏コレクションの複雑な世界観を鮮やかに表現するとともに、開放的なムードをまとわせた。今回の撮影の様子を記録したドキュメンタリービデオは、現在下記公式サイトにて「アート・オブ・コラボレーション」の映像シリーズとして公開中だ。
公式サイト : http://www.bottegaveneta.jp/
併せて、ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の2012年春夏コレクションもチェック :
卓越したこだわりで魅せる情熱のエレガンス ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA) 2012年春夏コレクション