日本との繋がりをさらに深め、ブランドの伝統と革新性を伝える様々なイベント「シャネルと日本」を2012年3月21日(水)から23日(金)まで東京で開催中のシャネル。初日の3月21日には、アーティスティックディレクター、カール ラガーフェルドの撮影による、シャネルの”リトル ブラック ジャケット”を着用したセレブリティや著名人の写真集が全世界で出版されるのを記念して写真展が開催された。東京・南青山の会場では、3月24日(土)から4月15日(日)まで展示を観ることができる。
写真集のタイトルは『The Little Black Jacket:CHANEL's classic revisited by Karl Lagerfeld and Carine Roitfeld(リトル ブラック ジャケット:カール ラガーフェルドとカリーヌ ロワトフェルドによる、シャネルのクラシックの再考)』。カール ラガーフェルドは、今回、カリーヌ ロワトフェルドの協力を得て実現させた写真を通して、リトル ブラック ジャケットの持つ普遍性を伝えている。
リトル ブラック ジャケットは、1950年代にマドモアゼル シャネルがデザインし、20世紀のアイコン的存在となったジャケット。自由でアクティブな女性のためのスーツとして提案されたシャネルのスーツと共に登場したツイードのジャケットは、実用性とエレガンスを兼ね備えた、流行に左右されない完璧なそのスタイルで、時代を超えて世界中の女性達に愛され続けてきた。
ジャケットを着こなすのは、ヴァネッサ・パラディー、サラ・ジェシカ・パーカー、カリーヌ・ロワトフェルド、アリス・デラル、ジェーン・バーキン、シャルロット・ゲンズブール、リリー・アレン、アレキサンダー・ワン、リカルド・ティッシ、クリステン・マクメナミーらなど世界的に活躍するトップ女優やアーティスト、モデル、ファションデザイナー達。さらに、オノ・ヨーコ、石上純也、菊池凛子、玉木宏、TAO、水原希子、椎名林檎ら日本人を代表するアーティストや女優、モデル達も被写体となった。
「シャネルのジャケットは時を超え、廃れることの無い、決定的な女性のエレガンスの象徴となりました。つまり永遠なのです。共に進化しなければ永遠は続きません。シャネルのジャケットは永遠です。」
カール・ラガーフェルド
【展覧会情報】
開催期間:2012年3月24日(土)~4月15日(日)
オープン時間:11:00~19:00(月~金)、11:00~20:00(土、日)
住所:東京都港区南青山5丁目4-48 Gビル南青山
URL:http://chanel-news.chanel.com/ja_JP/collector/the-little-black-jacket/
※入場無料