春の風物詩と言えば、桜。お花見に出かけるのもいいけれど、この時期しか味わえない桜スイーツで春の訪れを楽しむのはいかがだろう。「シナボン」や「ハーゲンダッツ」など、人気店の定番メニューが期間限定で桜仕様になって登場。お花見のお供や手土産にもおすすめのメニューばかりだ。また、都内のホテルから販売される美しく華やかな桜スイーツにも注目したい。
毎年好評のエクレアは、口いっぱいに桜の香りだ色がる贅沢な1本。ピンク色のクリームをのせパールのような装飾や花びらを飾った美しく上品な見た目で、手土産にも喜ばれそう。また、”桜餅”をイメージしたピンク色のマカロンや、サクサク食感のアーモンド入りメレンゲと抹茶シャンティクリームを桜クリームで包んだ和風モンブランも発売する。
マンダリン オリエンタル 東京では、“日本のお花見”をテーマにしたスイーツがラインナップ。「フラワーガーデン」は、桜の花びら入りのジュレを加えた桜ムースの上に、桜の樹に見立てたチョコレートをデコレーションしたまるで日本庭園のように繊細な1品。桜餡の水羊羹に日本酒のジュレ、桜の花びら入りのジュレを加え、仕上げに金箔をあしらった「桜パンナコッタ」も登場する。さらに、桜スイーツが1度に味わえるアフタヌーンティーもおすすめだ。
グランドニッコー東京 台場の「サクラ桜」は、桜風味のゼリーとあずきのムースを包み込んだドーム型のケーキ。ピンクの艶やかなドームにイチゴや桜の塩漬けを飾った。もっちりした桜風味の生地で優しい甘さの餡を包んだ、桜の花びら型の「うぐいすあんぱん」も登場する。グランドニッコー東京 台場の周辺には桜の見所が多数あるので、ぜひスイーツを持って花見を楽しんでみては。
ホテルニューオータニ大阪からは、ピンク色の「さくらマカロン」とホワイトの「酒粕マカロン」がセットになった「紅白マカロン」がライナップ。「さくらマカロン」は、桜リキュールをミックスしたこしあんの中に、刻んだ桜の花びらの塩漬けを隠し味として忍ばせた。「酒粕マカロン」は、新潟県産の日本酒「鶴齢」の酒粕と藻塩をちょっぴりきかせたホワイトチョコレートガナッシュを組み合わせ、甘酒のような優しい風味に。お祝いが多い春にぴったりな佇まいで、手土産にもおすすめだ。
洋菓子ブランド「銀のぶどう」から、春恒例のロングセラー商品「さくらパイ」が今年も登場する。空中を舞う桜の花びらをイメージした「さくらパイ」は、桜葉を刻んだ生地にキラキラと光る桜色の砂糖をちりばめ、さっくりと軽やかに焼き上げた。バターの豊かな風味の桜の華やかな香りの組み合わせが絶妙な名物商品だ。
ヨックモック(YOKU MOKU)による菓子ブランド「ワビサ(WA・BI・SA)」からは、人気商品「焦がしざらめカステラ」が春季限定で桜仕様になって登場。キャラメリゼした艶やかなカステラの表面にはピンク色のざらめと金箔を敷き詰め、贅沢でゴージャスな佇まいに。桜風味の生地は、ほんのりとピンク色に色付いている。その他に、ワビサ特製のクッキー「香ほろん」には季節限定味”桜”も展開される。
ラ・メゾン・デュ・ショコラの春の新作には、桜緑茶で風味付けしたダークガナッシュ「テ フルール ドゥ スリズィエ」を詰め込んだ、チョコレートボックス「チェリー ブロッサム」と、淡いピンクのチョコレートと花びら型のショコラをトッピングした「エクレール チェリー ブロッサム」がラインナップする。エクレールは、甘酸っぱいベリーと香り高い桜緑茶を組み合わせている。
パレスホテル東京からは、淡いピンクのスポンジと濃いピンクのパウダーの組み合わせが美しいロールケーキと、桜の花びらの形をしたもなかが登場。ロールケーキ「ルーレ・オゥ・桜」は、きめ細かくふんわりとしたスポンジ生地に生クリームを合わせ、桜餡と艶やかな大納言を贅沢に使った。
オーストラリア発祥のパイ専門店「パイフェイス」から、“和菓子風パイ”の「もちもち桜わらび餅」が発売する。上品な甘さのさくら餅に、クリームチーズなどを合わせたさくらクリーム、黄な粉をまぶしたわらび餅をのせた。もちもちとした食感とパイのサクッとした食感の組み合わせが楽しい。
ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)の春の新作『桜あん』。桜アイスクリームに塩味の利いた桜あんをミックスし、柔らかなもちを合わせた。もちの上には、淡いピンク色の桜ソースをたっぷりのせて華やかに。塩気のあるあんと甘いアイスクリームのコンビネーションは絶妙だ。
秋田の老舗菓子舗「榮太楼(えいたろう)」からは、春季限定「桜咲くさくらゼリー」が登場する。このゼリーは、「ご当地お菓子グランプリ」で、最高金賞、ビジュアル、味の評価、購買欲の計4部門を受賞した話題のスイーツだ。ほんのりピンク色のゼリーの中で、国産桜花の塩漬けが咲き誇る。桜リキュールがほんのり香るゼリーと甘じょっぱい花びらが繊細に混ざり合い、五感を春の香りで満たしてくれる。
ホテル椿山荘東京では、”和”と”洋”の要素を組み合わせたスイーツが3段に並ぶ「桜アフタヌーンティー」を提供する。まるで桜がグラスの中を舞っているような苺とシャンパンのゼリーや、桜の花びらを添えたスコーンなど、春らしい色で彩られた皿が心を華やげる。椿山荘の庭園に咲き乱れる桜も見所だ。また、夜桜のお供におすすめなイブニングキュートティーも用意した。
「さくらアフタヌーンティーセット」1人 4,000円(税金・サービス料込み)
横浜ベイホテル東急では「さくらアフタヌーンティーセット」が提供される。「さくら通り」に位置するホテルのラウンジにて桜餡の「どらやき」や、桜の塩漬けをのせた「いちごのモンブラン」など春の訪れを感じられるスイーツがお茶・コーヒーとともに楽しめる。