ディズニーアニメーション映画『アナと雪の女王』の続編となる『アナと雪の女王2』が2019年11月22日(金)に日米同時公開。
2014年に公開された(全米公開は2013年)『アナと雪の女王』は、触れるものを凍らせる魔法の力を持って生まれたアレンデール王国の王女エルサと、その妹アナがダブルヒロインで登場するミュージカル・ファンタジー映画だ。アカデミー賞では、長編アニメ映画賞、レット・イット・ゴーで歌曲賞を受賞した。
日本では、公開以降、瞬く間に大ヒットとなり、興行収入は10週連続1位、2014年公開作品における作品別興行収入では邦画・洋画を通して年間トップを記録。“アナ雪”の略称で親しまれてきた。吹き替え版では、エルサ役を松たか子、アナ役を神田沙也加が演じている。また、『リメンバー・ミー』公開時には最新作となる『アナと雪の女王/家族の思い出』が公開された。
氷と雪を操る力を持つ姉エルサと、明るい性格の妹アナ。お互いを想い合い、心を通わせ強い絆で結ばれた2人。だが、何故そもそもエルサに力が与えられたのか?
前作『アナと雪の女王』と2つ合わせて完結した物語となる本作では、閉ざされたアレンデール王国を開き、新しい世界、仲間と過ごす二人に待ち受ける冒険を描いていく。深い絆で結ばれた姉妹に待ち受けるラストとは?そして、明かされる秘密とは一体何なのかー?隠されていた秘密が今、解き明かされるー。
劇中には、エルサやアナはもちろん、トナカイのスヴェンと共に行動する冒険家・クリストフ、魔法で作られた雪だるま・オラフなど、前作でお馴染みのキャラクターが登場。またエルサとアナが「魔法の森」で出会うことになる新キャラクター・サラマンダーの存在も明らかに。つぶらな瞳がキュートなクリーチャーは、エルサの秘密を解き明かす“鍵”となるのか…?その答えは是非劇場で確かめてほしい。
続編『アナと雪の女王2』では、ジェニファー・リーとクリス・バックが引き続き監督を務めるほか、プロデューサーを務めたピーター・デル・ヴェッチョら制作陣も再集結。前作主題歌「レット・イット・ゴー」と『リメンバー・ミー』の「リメンバー・ミー」でアカデミー賞歌曲賞を受賞した作曲家クリスティン・アンダーソンも参加する。
声優陣も続投となり、エルサ役にイディナ・メンゼルが、アナ役にクリステン・ベルが務める。前作でディズニー初のWヒロインという新しい試みと演出・最新技術で世界を驚かせたエルサとアナが、オラフ、クリストフをはじめとする魅力的なキャラクターたちとともに再び冒険へと立ち向かう。
日本版吹替えも、前作でエルサ役を務めた松たか子、アナ役を務めた神田沙也加が再び担当。また2人の母親であるイドゥナ役は、本作より吉田羊が務める。
新作のメイン楽曲は、前作で主題歌を手掛けたクリステンによる「イントゥ・ジ・アンノウン」。アメリカで開催されたディズニーによる大型イベント「D23 Expo 2019」で初お披露目となった際、クリステンは「エルサは前作で“ありのまま”の自分になり、みんなに受け入れられました。今作ではそんなエルサにだけ“不思議な歌声”が聞こえてきます。その時のエルサの心情を表した歌を書くことになりました」と、新曲が生まれた経緯について明かしている。
第77回ゴールデン・グローブ賞においては、アニメ作品賞と主題歌賞(「イントゥ・ジ・アンノウン」)にノミネート。前作同様栄冠を掴む快挙となるか?今後の賞レースの行方に注目だ。