映画『最高の人生の見つけ方』が2019年10月11日(金)全国ロードショー。
本作は、ありえない出会いと予想外の行動から奇跡が起こるヒューマンドラマ。人生を家庭に捧げてきた“大真面目な主婦”と、人生を仕事に捧げてきた“大金持ちの女社長”の2人の女性を主人公に設定し、「人生を悔いなく楽しく生きるのに、遅すぎることなど決してない」というメッセージを、ハッピーに伝える。
余命宣告を受けながらも残りの人生を生き抜く主人公の主婦・北原幸枝を演じるのは、吉永小百合。また、大金持ちの女社長・マ子を務めるのは、理想の上司にしたい芸能人ランキングで7年連続1位を記録している天海祐希だ。
歌手の前川清が、吉永小百合演じる北原幸枝の夫・孝道役を演じ、幸枝の娘・美春役を、『海辺の生と死』『愚行録』『悪人』など数々の作品に出演の実力派女優・満島ひかりが演じる。前川演じる孝道は、妻の幸枝が癌になったことも知らず、家事も任せっぱなし、家ではいつもだらしない生活を送る夫。また、満島演じる美春は、女性誌で働くしっかり者のキャリアウーマンで、幸枝から家のことをお願いされるものの、家族の面倒は見られないと憤る、という役どころだ。
また、天海祐希演じる女社長、剛田マ子の秘書・高田学役には映画『銀魂』シリーズ、『50回目のファーストキス』に出演のムロツヨシ。実は事務所に所属した時「一番好きな映画」「こんな役柄を演じられる俳優になりたい」と志したのが、アメリカ版『最高の人生の見つけ方』でショーン・ヘイズが演じた秘書トマス役だった。思い入れのある作品の憧れの役にムロツヨシがどのように挑むのか、注目が集まる。
監督は、『のぼうの城』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した犬童一心が務める。
主題歌「旅のつづき」を担当したのは、歌手・竹内まりや。本作の為に書き下ろしたという歌詞には、「残された時間をいかに生きるか?という問いかけへの私なりの小さな答えがこの 歌になりました。人生という旅が、誰にとっても素敵なものになるよう願いを込めて…。」と、竹内自身の想いが込められている。
原案は、余命宣告を受けながらも、残りの人生を生きと笑顔で駆け抜けた主人公を描いた2007年公開の映画『最高の人生の見つけ方』。生涯最後の冒険旅行に出る2人の主人公を、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンのアカデミー賞俳優が演じ、あらゆる世代の心に響く作品として大きな話題を集めた。
人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた<大真面目な主婦>と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた<大金持ちの女社長>。価値観が絶対的に違う、いわば出会うはずのない二人が病院で出会った。余命宣告を受けた二人は入院して初めて“自分の人生の虚しさ”に気付く。いつのまにやりたいことがなくなってしまったのだろうか…?そんな二人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】。二人はこのリストすべてを実行するというありえない決断をする。今までの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。そうすることで今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた二人には、ある奇跡が待っていた…。
【詳細】
映画『最高の人生の見つけ方』
公開日:2019年10月11日(金)全国ロードショー
監督:犬童一心
出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、前川清
原案:「最高の人生の見つけ方」ジャスティン・ザッカム著