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劇団四季のミュージカル『キャッツ(CATS)』は、2019年11月11日(月)をもって日本上演36周年。現在は、大井町にあるキャッツ・シアターにてロングラン上演を行っており、2021年夏に千秋楽を迎える。
1983年、東京・西新宿のテント式仮設劇場で初演を行って以降、計9都市で上演され、日本の演劇界に数々の新風を巻き起こしてきた劇団四季のミュージカル『キャッツ』。自由に生きるネコたちの生きざまを壮大に表現するミュージカルは、世界中の人の心を掴んできた。
日本上演36周年を迎えた2019年11月11日(月)の公演をもって、通算公演回数は10,220回、総入場者数は1020万人にも及ぶ。
人間に飼い馴らされることを拒否し、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫、“ジェリクルキャッツ”。満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場に、たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる"ジェリクル舞踏会"のため集まりだす。
そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。夜を徹して歌い踊る猫たち。夜明けが近づく頃、天上に上り、新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫が選ばれる。宣言されるその猫とは。
『キャッツ』を世に送り出したのは、ミュージカル界のモーツァルトとも言われる作曲家アンドリュー・ロイド＝ウェバー。彼はそのほか、『エビータ』、『オペラ座の怪人』、『アスペクツ オブ ラブ』と数々のヒット作を生み出している。また、プロデューサーとしても手腕を発揮し、『サウンド・オブ・ミュージック』や『オズの魔法使い』などもヒットに導いた人物だ。
過去のミュージカルのイメージを塗り替える独創性は『キャッツ』の一番の魅力。特にその魅力の1つに、舞台と客席とが一体化した劇場構造が挙げられる。
『キャッツ』の劇場は、舞台と客席とが一体化している。舞台を取り囲むように客席が設置されており、舞台最前面から客席までの距離が非常に近い。「客席との一体感」「ワイドに広がる視野」を追求した会場では、来場者だれもが『キャッツ』の世界を存分に堪能することができる。
一歩足を踏み入れればそこはすぐに“キャッツ・ワールド”。円形の劇場全体が、“ネコ目線”にあわせて約3～5倍の大きさで作られた巨大なゴミで飾られている。さらには、上演される土地ならではの“ご当地”ゴミや、プレイステーションなど時代を反映するようなゴミもあり、どんなゴミが隠れているか劇場の中を探検するのも楽しみのひとつだ。
今回の東京公演は、“キャッツ・ワールド”を最大限に表現した専用劇場“キャッツ・シアター”で上演。さらには、舞台前方の数列が、開演と同時にオーヴァーチュアに合わせゆっくりと回転する“回転席”が取り入れられている。
【概要】
『キャッツ』
公演日程：ロングラン上演中～2021年夏 千秋楽
※2020年6月30日(火)公演分まで発売中
会場：キャッツ・シアター(東京都品川区広町2-1-18)
料金：S席 12,100円／A席 8,800円／B席 6,600円／C席 3,300円
ファミリーゾーン：S席子ども 6,050円／A席子ども 4,400円
※価格は税込み
※子ども＝公演当日3歳以上、小学校6年生以下
※2歳以下の入場不可。公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可、有料託児サービスあり)
予約方法：SHIKI ON-LINE TICKET(http://489444.com) ※24時間受付
劇団四季予約センター：0570-077-489 ※10:00～18:00
【問い合わせ先】
TEL：0570-008-110
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