ジュリア・ロバーツ主演の映画『ベン・イズ・バック』が、2019年5月24日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国の劇場で公開する。
『ベン・イズ・バック』は、クリスマスイブの朝にドラッグ依存症の療養施設から突如帰ってきた息子のベンと、愛するが故に息子を信じ続ける母・ホリーの愛情、そしてベンの帰宅によって、思わぬ試練が降りかかる家族の絆をサスペンスフルに描いた“衝撃と感動”のドラマ。第13回ローマ国際映画祭で審査員特別賞を受賞している注目作品だ。
息子の最大の味方であろうとする母親・ホリーを熱演するのは、ジュリア・ロバーツ。大ヒット作『プリティ・ウーマン』で世界的トップスターとなり、『エリン・ブロコビッチ』で第73回アカデミー賞主演女優賞を受賞。また、『ワンダー 君は太陽』は、ハンデを抱える息子に無償の愛を注ぐ母親役を演じた。
そして、ケガの治療による鎮痛剤の過剰投与で不運にも依存症に陥ってしまい、痛々しいほどに苦しむ息子ベン役を、ルーカス・ヘッジズが務める。ルーカス・ヘッジズは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で第89回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、その後は『スリー・ビルボード』や2019年4月月公開『ある少年の告白』など、話題作に次々と出演する注目の若手俳優だ。
その他、突然帰ってきた兄を案じながらも疑う妹アイヴィー役には、この春公開の『名探偵ピカチュウ』への出演が話題となったキャサリン・ニュートン、継父ニール役をドラマ・映画と活躍するエミー賞受賞俳優コートニー・B・ヴァンスといった実力の確かなキャストが演じる。
監督・脚本を務めたのは、『アバウト・ア・ボーイ』で第75回アカデミー賞脚本賞にノミネートされ、そして息子役ルーカス・ヘッジズの実父でもある、ピーター・ヘッジズ。本作と同じく、家族の絆を描く不朽の名作『ギルバート・グレイプ』では、原作・脚本を手掛けて世界中から称賛を集めた。そのピーター・ヘッジズが再び、不完全な家族たちの懸命に生きる様を見事にスクリーンに映し出す。
クリスマスイブの朝、19歳のベンは実家に突然戻り家族を驚かせる。薬物依存症の治療施設を抜け出し帰ってきたのだ。久しぶりの再会に母ホリーは喜び、温かく迎え入れた。一方、疑い深い妹アイヴィーと良識ある継父のニールは、過去の経緯から、ベンが何か問題を起こして自分たちの生活を脅かすのではと不安に駆られる。両親はベンに、24時間のホリーの監視を条件に、一日だけ家での滞在を認めた。その夜、一家が教会でのクリスマスの催しから戻ると、家の中が荒らされ、愛犬が消えていた。これはベンの過去の報いに違いない。誰か分からないが昔の仲間の仕業だ。凍てつくような夜、ベンは犬を取り戻しに飛び出す。それを追うホリー。ベンが過去を清算しようとする中で、息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知るホリーは、ベンを救うことが出来るのは自分だけであることに気づき、全力で守ることを決意する。だがベンはホリーの前から姿を消してしまう・・・。
『ベン・イズ・バック』
公開日:2019年5月24日(金) 全国公開
監督・製作・脚本:ピーター・ヘッジズ
出演:ジュリア・ロバーツ、ルーカス・ヘッジズ、キャサリン・ニュートン、コートニー・B・ヴァンス
原題:Ben Is Back