スタジオジブリの展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、2019年7月13日(土)から9月23日(月)まで、長崎・ハウステンボス美術館にて開催される。
「鈴木敏夫とジブリ展」はジブリ作品の数々を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”にフォーカスを当てた展覧会。2017年に広島・筆の里工房、2018年に名古屋・松坂屋美術館と金沢・金沢21世紀美術館で開催された「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」をベースに、パワーアップさせた内容となる。
なお東京では、2019年4月から5月にかけて神田明神 EDOCCOにて開催され、人気を博した。
鈴木敏夫は、作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み、作品と真摯に向き合い、その本質を「言葉」にして伝えてきた。『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』、そして『風立ちぬ』、『かぐや姫の物語』まで、鈴木が高畑勲、宮崎駿と出会って40年。会場では、その原点から現在までを、鈴木が書き下ろした書や、イラスト、ポスターなどの作品資料などを通して紐解いていく。
『千と千尋の神隠し』に登場する“湯屋”の高さ3mの巨大立体模型など、立体的なモチーフにも注目。「湯婆婆と銭婆の"開運・恋愛"おみくじ」は、湯婆婆と銭婆が来場者の様々な悩みにアドバイスをくれるというもの。
3メートルにも及ぶ超巨大“湯婆婆と銭婆”の口の中に手を入れて番号が書かれた札を引き、札に描かれた番号のおみくじを棚から持ち帰ることができる。おみくじの種類は“恋愛”、“開運”共に13種類の計26種類。おみくじには、鈴木敏夫が書きおろした言葉と、 その言葉にまつわる解説が記されている。
会場には、オフィシャルショップを併設。湯婆婆のイラストや、鈴木敏夫のメッセージを配したうちわや、湯婆婆プリントのトートバッグ、江戸から続く染め物の老舗「竺仙」とコラボレーションした藍染のふきんなどを揃える。
また、パレス ハウステンボス内のティーサロンでは、竹炭の黒いバニラアイスにチョコスプレーをまぶし、金平糖とお札クッキーを添えた「お風呂屋さんのデザート」などの特別メニューを提供する。
【詳細】
鈴木敏夫とジブリ展
期間:2019年7月13日(土)~9月23日(月)
会場:パレス ハウステンボス内 ハウステンボス美術館
住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
時間:9:00~21:00 ※日によって変更あり。詳細は公式WEBサイトを確認。
料金:
・各パスポート持参者 無料
※1DAY パスポート、ムーンライト4パスポート、アフター5パスポート、VIPプレミアパスポート、年間パスポート
・散策チケット持参者 大人800円、中人700円、小人・未就学児500円
・ハーバーゾーンのみの入場者 大人1,600円、中人1,400円、小人・未就学児1,000円
※ハーバーゾーン入場料(別途) 大人・中人1,000円、小人・未就学児500円
【問い合わせ先】
ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)
TEL:0570-064-110