「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が、2019年9月16日(月祝)まで、三重県総合博物館にて開催される。
「魔女の宅急便」イメージボード 1989年 © 1989 角野栄子 ・ Studio Ghibli・N
「耳をすませば」絵コンテ(部分)1995年 © 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH
「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」では、高畑勲・宮崎駿から厚く信頼を寄せられた日本屈指のアニメーター・近藤喜文を特集する。
アニメ制作の第一線で活躍するとともに、その丁寧で繊細な絵は、多くのアニメーターに影響を与えてきた。近藤喜文は、高畑勲が手掛けた『赤毛のアン』『火垂るの墓』など、日本のアニメーション史に残る名作において作画監督やキャラクターデザインを担当。1995年には『耳をすませば』で初めて長編アニメーション映画の監督を務めた。
会場には、スタジオジブリの全面的な協力のもと、アニメーションの原画やイメージボード、スケッチなど、500点以上が集結。企画だけで成立しなかった作品のラフスケッチや、『魔女の宅急便』のイメージボード、『紅の豚』や『もののけ姫』などの原画、『耳をすませば』の絵コンテ、キャラクター設定、セル・背景原画など、作品の裏側を感じられる、貴重な資料を揃える。
「耳をすませば」 © 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH
その他、原画をパラパラできる体験コーナーや、撮影コーナーなども設置される。
【開催概要】
この男がジブリを支えた。近藤喜文展
会期:2019年7月6日(土)~9月16日(月祝)
観覧時間:平日9:00~17:00、土日祝日9:00~19:00(ただし入場は閉場30分前まで)
休館日:毎週月曜日(9月16日は開館)
会場:三重県総合博物館(MieMu:みえむ)
住所:三重県津市一身田上津部田3060
観覧料:一般1,300円、大学生800円、小中高生500円、ペアチケット(2枚1組) 2,300円
※未就学児童は入場無料
※身体障がい者手帳等持参者とその付添1名は観覧料無料。
※各種割引の併用不可。
【問い合わせ先】
三重県総合博物館
TEL:059-228-2283