広瀬:同じく反抗期は無かったです。ちょうど反抗期が来る時期の中学2年生ぐらいの時に私自身お仕事を始めて、静岡から東京へ通っていたので両親のサポート無しでは生活できない状況にあったからだと思います。
でも、イライラして家に帰った時の父への当たりは強かったかもしれない(笑)たまったものを父にぶつけて、母は常に味方に付けているみたいなせこいことをやってました。
劇中で“2日間だけ死んじゃう薬”が出てきました。お2人はこんな薬があったらいいなと思う薬はありますか。
吉沢:15歳くらいの時に戻る薬かな。
それはなぜですか?(笑)
吉沢:多分、体調とか完璧だと思うんです。15歳くらいの時って運動とかしなくても健康じゃないですか。あの時ぐらいの代謝とか内臓の健康状態に戻したいです(笑)
広瀬さんは?
広瀬:なんだろう・・・太らない薬ですかね。食生活で何も気にしないで良くなる体質になる薬が欲しいです。
ノンストレスなダイエット方法ってあるじゃないですか。でも、もうそれですら私はストレスになってしまう(笑)毎日ラーメンとかお寿司とか食べたいです(笑)
様々なジャンルの作品に出演され、賞も受賞されているお2人ですが、演じる際に大事にしていることは何ですか。
吉沢:当たり前なんですけど、手を抜かないということ。
今回の作品は特にそうでしたが、何テイクも重ねるような作品だと、監督がどのカットをどう使うか、どれが正解か、演じている最中の僕らには分からない。だから、常にその瞬間出せる全力で演じ切る。
これは大事にしているという意識というか、意識していないくらいのところでやっている気がします。
広瀬:私も似てます。演じる上で“気持ち悪さ”を残さないというか、演じる全シーン自己満足でもいいからすっきりしたいんです。
ちょっとでも言いづらい台詞とか理解しにくい部分があったら一旦監督に相談したり、カットがかかった後に納得できなかったら、もう1回だけお願いしますと直談判したり。
自分の演技に対しての“違うな”って思う直感や気持ち悪い感覚を消化することは大切にしています。
そんな演技に対する情熱を持つお2人は、ここ数年間メディアへの露出も増えています。なにか身の回りで変わったことなどありましたか。
広瀬:「忙しいでしょ」って言ってもらえた。何年か前の私が今もCMとかで流れてたりするから「毎日見るよ」と言って頂けたり(笑)
吉沢:確かに「忙しいでしょ」ってすごい言ってもらえる。作品入ってる時とかは忙しいですけど、入ってない時とかはそうでもなかったりするから、そういう時なんて答えていいかいつも分からなくて困ってます(笑)
広瀬:忙しいと思わなくなったっていう自分自身の慣れというか、ゆとりもあるかなとは思います。それも変わったことになるのかな。
広瀬はルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のオフィシャルアンバサダー、吉沢はパリのディオール(DIOR)のショーに出席するなど、ファッション界とも繋がりの深い2人。最後は自身のファッションについての話を聞いた。
お2人とも洋服はお好きですか?
広瀬:私は、大好き(笑)
吉沢:僕も好きです。
広瀬:ネットとお店で洋服を見ることが一番のストレス発散方法になるくらい好きです。洋服で全部癒されるんです。最近は減りましたけど、前は洋服屋の店頭にしょっちゅう行ってました。
吉沢:僕も服を大量に買うことが好きです。服を着ることはもちろんですけど、その買うこと自体がストレス発散方法になっていて(笑)
広瀬:そう!ほんとにその通り!