表参道に世界に向けた新たなランドマークとして「oak omotesando(オーク表参道)」が2013年4月4日(木)に開業する。アートと環境が融合し、日本の最先端技術とデザインが共創された新しい商業施設となる予定だ。
1・2階には、世界のファッションストリート表参道の新しいランドマークにふさわしく、「エンポリオ アルマーニ 青山」、「コーチ表参道」、「ネスプレッソブティック 表参道店」、「スリードッツ青山店」が出店。また、現代美術作家・杉本博司が設計、料亭金田中がプロデュース・運営するカフェ「茶洒 金田中」が出店する。
外観は、大林組と丹下都市建築設計の共同でデザインし、表参道のケヤキ並木や近隣建物との調和に配慮し新たな景観の創出を目指している。中央を貫通するパサージュの南側緑地には、ビル名の由来である柏(オーク)を植樹し、表参道のケヤキから続く緑のエコ・スペースが広がる。
エントランスホールから2階カフェへと続く奥行きのある空間は、杉本によるデザイン。最深部の天井から、数理模型「窟竟頂(くっきょうちょう)」が下がり、神殿的空間における御生体の役割を果たしている。ファサードライティングは、豊久将三によるLED照明器具を使った環境配慮型の設計で、日本の伝統色を意識できる、精妙な光のグラデーションが彩る。
oak omotesandoのロゴは、ビルを横から見たときの個性的なシルエットを、OAKという名称とともにグラフィック化。ビルの形にも、OAKの文字にも見えるロゴマークとなっている。グリーンは大地と緑、ブルーは表参道に広がる青空をイメージし、格式と先進性を併せ持つ場所にふさわしく、シンプルでモダンな中に和のエッセンスも込められている。
【施設概要】
oak omotesando(オーク表参道)
所在地:東京都港区北青山3丁目6-1
規模:地下2階地上9階塔屋1階/建築面積 約2,078㎡/延べ面積 約13,926㎡
URL:www.oakomotesando.com(2月下旬オープン予定)