「高速回転跳ね球のあおむしハウス」は、チームラボが開発した、多様な色に光る「高速回転跳ね球」が埋め尽くされた空間。うごめく球体を踏んで、色を変化させ、さらには踏み続けることであおむしを生み出すというものだ。
高速に回転しつつ、うごめく光の球体は、人々が近づくと回転が止まる。また、人々が球体を跳んでいくと球体はより輝き、同じ色の球体を連続して踏むと、球体の中が弾けて空間に広がっていく。さらに同じ色の球体を連続して踏めば、あおむしが誕生する。 最後まで連続して同じ色の球体を跳び続けると、空間の全ての同じ色の球体が弾け、空間全体からあおむしが生まれる。
「うごめく谷の花と共に生きる生き物たち」は、花々でできた生き物たちが、高低差のある立体的な世界に生息する様子を描く作品。
誕生と死滅を永遠と繰り返し続けながら、生き物を形作り続ける花々。ひとつの生態系を表すこの世界に人々が入ることで、その生態系に変化が生まれる。花々を踏めば散っていき、生き物の花々が散りすぎると、その生き物は死んで消えてしまう。
なお、作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けており、人々のふるまいの影響を受けながら変化し続けるため、唯一無二の映像に出会うことができる。
空中を自由に浮遊する光の卵形体(ovoid)が、床と天井に配された空間「タイフーンボールと重力にあらがう呼応する生命の森 - 曖昧な9色と基本の3色」。
光の卵形体は、人に押され倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせる。と同時に、周辺の卵形体も次々に呼応し、光と音の変化は連続していく。
空間の中央付近にある光のタイフーンボール(球体)は、浮上しており、空間の中ほどを回転しながら浮遊。人が叩いたりして衝撃を受けると、そのタイフーンボールも同じく、色を変化させ、色特有の音色を響かせ、さらにその動きは連続する。
なお、タイフーンボールと光の卵形体は、光だからこそ発色できる曖昧な9色と、青、赤、緑といった基本の3色の計12色で変化する。
「インビジブルな世界のバランス飛石」は、普段見ることのできない微小な生物の世界を、揺れ動く“バランス飛石”に飛び乗りながら渡るというもの。“バランス飛石”は、様々な形をしており、踏むとインタラクティブに変化し、音色を響かせ、さらにその色が微小な生物たちにも連続していく。
降り注いだ多様な色の粒が立体的な地形に沿って高いところから低いところへと流れ、粒の重なりで地層模様を描く「ふわふわな地形のつぶつぶの地層」。人がいる場所は沈み、その場所に粒が集まる。人々が歩くことで粒は弾けて混ざりあり、地層模様が刻々と変化していく。色の粒は、朝昼夕夜の「1日」、四季の「1年」、「太陽」「水」「大地」の色彩で変化する。
「チームラボフォレスト(teamLab Forest)」
オープン日:2020年7月21日(火)
会場:ボス イーゾ フクオカ(BOSS E・ZO FUKUOKA) 5階(福岡PayPayドーム敷地内)
住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6
料金:おとな(高校生以上) 2,200円、こども(中学生以下) 800円
※保護者同伴に限り3歳以下無料
※別途団体割引と障がい者割引料金あり
チケット取り扱い:BOSS E・ZO FUKUOKA公式ホームページ
チケット発売日:2020年7月1日(水)
「ボス イーゾ フクオカ(BOSS E・ZO FUKUOKA)」は、チームラボによる新しいミュージアム「チームラボフォレスト(teamLab Forest)」をはじめ、玄界灘と福岡市中心部を一望できる絶景アトラクション「絶景3兄弟」、最先端のバーチャルコンテンツを体験できる「ブイワールド エリア(V-World AREA)」、「王貞治ベースボールミュージアム Supported by リポビタンD」などを含む複合エンターテインメント施設。福岡ソフトバンクホークスが展開する福岡の新名所だ。