東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムでは、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの軌跡を彼ら自身の言葉や作品で辿る展覧会「“ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ(DOUBLE FANTASY - John & Yoko)”東京展」を開催する。期間は当初よりも延長し、2021年2月18日(木)まで。
「ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ」は、2018年5月よりジョンの故郷であるイギリス・リバプール博物館で開催された大規模な展覧会。“ジョンの故郷であるリバプールのために”と、ヨーコ自身も深く関って完成させた同展は、その圧倒的な内容で多くの反響を呼び、会期も当初の予定から7ヵ月も延長、異例の70万人を動員した。
その展覧会が、2020年10月、今度はヨーコの故郷である東京で開催。今年は、ジョン・レノン生誕80年、そして没後40年となる節目の年だ。
「“ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ”東京展」では、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの物語を、2人が世界に発したメッセージや言葉、音楽、映像、アート作品、貴重な私物を通して体感することができる。ジョンとヨーコが生み出した作品とともに、ヨーコ自身のプライベート・コレクションからの貴重な品々を含めた展示作品総数は、100点以上にものぼる。
貴重資料の中には、1969年にアムステルダムとモントリオールで行われた有名な平和活動「ベッド・イン(Bed In)」に用いられた、ギターやメッセージ・ボードなどのアイテムも登場。アメリカに移住を決めてから5年の戦いを経て1976年に取得したグリーン・カードや、「Imagine」など今なお愛される名曲たちを綴った、ジョン手描きの歌詞なども紹介される。
本邦初公開を含む、ジョンのスケッチ・ブックのオリジナル原画は必見。日本語を学び理解するために、ローマ字とイラストで日本語の単語や表現を綴った、“日本語練習帳”といえるアイテムだ。「KAZOKU(家族)」「SABI(寂び)」「AMAI,SUPPAI,SHOPPAI,KARAI,NIGAI(甘い、酸っぱい、しょっぱい、辛い、苦い)」などをテーマに描かれた作品は、遊び心に溢れ、ジョンの優しい人柄を感じさせる。
さらに東京展独自展示コーナーとして、軽井沢で撮影された家族写真や、その際着用していた洋服等も紹介される。
【詳細】
“ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ”東京展
会期:2020年10月9日(金)~2021年2月18日(木)
場所:ソニーミュージック六本木ミュージアム
住所:東京都港区六本木5-6-20
入館料:
・前売券(入場日付指定制) 一般 2,500円、大学生・専門学生 2,000円、高校生・中学生 1,000円
・当日券 一般 2,600円、大学生・専門学生 2,100円、高校生・中学生 1,100円
※小学生以下無料。
※障がい者は、当日券の半額で入場可能。予約は不要。障がい者手帳を持参し、直接窓口にて受付。介助者や同伴者も一緒に当日券を購入可能だが、割引はないため、前売券希望の場合は事前の購入を推奨。
※延長期間の2021年1月12日(火)~2月18日(木)入場分の前売りチケットは12月29日(火) 10:00~ローチケにて販売。
※2021年1月11日までの期間の入場を対象とする、購入済み前売チケットは希望に応じて払い戻しが可能。詳細は公式サイトに記載。
※公式オンラインショップは、2020年12月25日(金)20:00以降はチケットの有無にかかわらず誰でも購入可能。