東京駅日本橋口前に新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」が誕生。そのメインタワーとして、高さ390mを誇る超高層ビル「トーチタワー(Torch Tower)」が2028年3月末に竣工する。
東京駅日本橋口前に位置する常盤橋街区にて進められていた「東京駅前常盤橋プロジェクト」。それによって誕生する「トウキョウトーチ」には、2棟の高層タワーおよび広大な面積を有する大規模広場が整備される。
「トーチタワー」は、中層階のオフィスをメインとしながら、61階と屋上階には都内最高層クラスの展望施設、その下にはウルトララグジュアリーホテル「ドーチェスター・コレクション(Dorchester Collection)」、低層階には大規模ホールと商業ゾーンを備える超高層ビル。展望施設からは、都心を眼下に、遠くに富士山を望むことができる。
53階から58階に位置する、圧巻の眺望と世界水準のホスピタリティを約束するウルトララグジュアリーホテル「ドーチェスター・コレクション」。日本が大切にする“おもてなし”と「ドーチェスター・コレクション」が培ってきた“究極のホスピタリティ”を融合した唯一無二のラグジュアリーな体験を提供する。
同ホテルで最も象徴的なのが、高層階という立地を生かした“都会のオアシス”「スカイヒル(SKY HILL)」だ。東京湾や都市の夜景、そして都心の杜から富士山までを一望できる。
低層階3階から6階には、約2,000席を備える現代の芝居小屋をモチーフにした大規模エンタメホール、地下1階から6階には、商業ゾーンが開業する。東京・日本の文化を五感で味わえる飲食店舗と、エンターテインメント施設を中心に構成予定だ。さらに、銭湯発祥の地ともいわれる常盤橋ゆかりの温浴施設「常盤湯」のオープンも予定されている。
なお、高層部ホテル直上の59階から60階には大手町・有楽町・丸の内エリア初のラグジュアリーな賃貸レジデンスが導入される。
もうひとつの高層ビル「常盤橋タワー」と「トーチタワー」間には、約7,000㎡の大規模広場「トウキョウトーチパーク(TOKYO TORCH Park)」が誕生する。この場所では、すべての施設の連動により、大型イベントの開催も見据えている。
広大な面積を誇る「トウキョウトーチパーク」は、全国の自治体の協力のもと、東京駅至近という都会の中心にいながらも自然を感じられる空間に。新潟県小千谷市のPRゾーンを整備し、「錦鯉が泳ぐ池」をはじめ錦鯉の魅力を伝える場所として、同市特産品のPRの場として機能する。
また、日本一の芝の生産地として知られる茨城県つくば市の強力を経て、公園内には芝生エリアを整備。高品質な4種類のブランド芝を活用した緑あふれる空間が生まれる。キッチンカーなどの出店も予定されており、都会にいながら自然に囲まれるピクニック気分を味わえそうだ。
さらに「トーチタワー」の1階から8階へと続く約2kmの空中散歩道と、その終着点となる大規模ホール上の屋上庭園整備し、緑溢れる空間を誕生させる。
【詳細】
トーチタワー
竣工予定:2028年3月末
計画地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
用途:事務所、ホテル、ホール、店舗、駐車場 など
階数 / 最高高さ:地上62階・地下4階/385m
■トウキョウトーチパーク
先行開業日:2021年9月9日(木)