作曲家、歌手、映画監督、俳優とあらゆる分野で才能を発揮した異端児、セルジュ・ゲンスブールのドキュメンタリー映画「ノーコメント by ゲンスブール」が日本で公開される。2013年7月27日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、8月3日(土)より、渋谷アップリンク にてロードショー。そのほか全国で順次公開されていく。
東日本大震災復興支援のためにセルジュ・ゲンスブールの楽曲をジェーン・バーキンが歌うコンサート「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg“VIA JAPAN"」が記憶に新しいところ。今作は、ゲンスブール本人による豊富なモノローグと貴重なアーカイヴ映像をメインに、ロシアからの移民の息子に生まれたという出自から、画家を目指していた青年時代、そして音楽家として華々しいデビューを飾った後のスキャンダラスなプレイボーイというパブリックイメージとの葛藤など、ひとりの誠実な男としての内面に肉薄する。
結婚したジェーン・バーキンはもちろん、ブリジット・バルドー、ジュリエット・グレコ、バンブーなど、ゲンスブールの恋愛遍歴の相手、“ゲンスブールの女たち" の秘蔵映像や発言集にも注目だ。
「ノーコメント by ゲンスブール」
監督:ピエール=アンリ・サルファティ
出演:セルジュ・ゲンスブール、ジェーン・バーキン 他
原題:Gainsbourg by Gainsbourg An Intimate Self-Portrait
(2011年/フランス/99分/カラー/HD)
提供:キングレコード
配給・宣伝:アップリンク