水戸芸術館の館長に小澤征爾が就任した。水戸芸術館の館長は、2012年5月に吉田秀和初代館長が逝去して以来、不在となっていたが、2013年4月1日付けで小澤征爾が館長に就任することになった。
世界的指揮者であり、開館当初より水戸室内管弦楽団の音楽顧問を務めてきた小澤征爾 が館長となることにより、「水戸から世界へ」より一層芸術文化を発信していくという。
2010年に食道がん摘出手術を受け、2012年3月に公演活動の休止を発表。そして今年3月27日、京都市で開催された「小澤征爾音楽塾」の演奏会で再び指揮をとり、その後、上野の東京文化会館にも出演。今年7月末には、NPO法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」の活動の一環で、東京と長野で開催される演奏会で指揮をする予定だ。